ワシントン(CNN) ロシアの思想家で政界にも強い影響力を持つアレクサンドル・ドゥーギン氏の娘が自動車爆弾の爆発で死亡した事件について、米諜報(ちょうほう)機関はウクライナ政府の関係者が犯行を承認していたとみている。諜報活動の概要を把握する複数の情報筋がCNNに明らかにした。 【画像】ドゥーギン氏の娘は乗っていた車が爆発して死亡した 情報筋によれば、米国は当該の計画を前もって認識はしていなかった。また具体的に誰が暗殺を承認したと米国側がみているのかは依然として不明。さらにウクライナのゼレンスキー大統領が計画を認識もしくは承認していたと米諜報機関が考えているのかどうかも判然としない。 しかし米紙ニューヨーク・タイムズが最初に報じた米諜報機関の見方は、爆弾による暗殺が「あらかじめ計画されていた」とするロシア当局の見解の要点を裏付けるものとみられる。ロシアは暗殺の責任がウクライナ側にあるとしてい