【ワシントン=中村亮】2016年の米大統領選にロシアが介入した疑惑を捜査したモラー特別検察官は29日、司法省で声明を読み上げて「大統領を罪に問うことは検討の選択肢になかった」と述べた。司法省には現職大統領を起訴しない慣習があり、トランプ氏が捜査妨害をした疑惑をめぐり刑事責任を問うべきか判断を見送った理由と説明した。同氏の責任追及は議会が担うべきだとの考えを示した。【関連記事】ロシア疑惑「報告書が全て」、特別検察官の声明要旨
アメリカのトランプ大統領をめぐるロシア疑惑で司法長官が捜査結果の概要を記した書簡を議会に送付しました。最大の焦点となっているトランプ陣営とロシアとの共謀は確認できなかったとしていて、トランプ大統領は先ほど「完全な潔白が証明された」と主張しました。 公表された書簡によりますと、2016年の大統領選挙でロシアがトランプ大統領の誕生を後押しするためサイバー攻撃などで干渉したとされる疑惑について、特別検察官は「トランプ陣営やその関係者がロシアと共謀したり協議したりしたことは確認できなかった」と結論づけたということです。 またトランプ大統領が捜査を妨害したという司法妨害の疑惑については、「特別検察官はどちらとも結論を出さなかったが、完全な潔白が証明されたとはしていない」としています。 ただ司法長官は書簡のなかで「捜査結果を精査し省内で検討した結果、司法妨害の十分な証拠は得られていないと結論づけた」と
ムラー特別検察官(写真)はマナフォートとキリムニクの関係に着目していることを認めた Craig F. Walker-The Boston Globe/GETTY IMAGES <ロシアの情報機関の一員と目されるウクライナ人キリムニクは、トランプ陣営の選対本部長だったマナフォートから大統領選の投票データを渡されていた> 16年の米大統領選でのトランプ陣営とロシアの「共謀」疑惑で、ムラー特別検察官率いるチームは今、ロシアの情報機関の一員と目されるウクライナ人のコンスタンティン・キリムニクを重要人物とみて捜査を進めている。15日にチームが裁判所に提出した文書で明るみに出た。 トランプ陣営の選対本部長を務めたポール・マナフォートは昨秋、司法取引に応じて一部の罪を認めたが、その後捜査に協力せず虚偽の供述を行ったとしてまたもや起訴された。マナフォートの弁護団は1月8日、これに抗議する文書を裁判所に提出
President Donald Trump directed his longtime attorney Michael Cohen to lie to Congress about negotiations to build a Trump Tower in Moscow, according to two federal law enforcement officials involved in an investigation of the matter. Trump also supported a plan, set up by Cohen, to visit Russia during the presidential campaign, in order to personally meet President Vladimir Putin and jump-start t
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く