新潟県十日町市と津南町で行われていた「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」を見に行ってきた(正式な会期は、9月13日までだったが、期間終了後も引き続き見られる展示もあるので、ご興味のある方にはぜひ足を運んでいただきたい!)。 大地の芸術祭の場となる十日町市と津南町の人口は計約7万人。総面積は、東京23区を2割以上上回る広さだけに、かなり過疎化が進行した地域だと言ってよいだろう。 ここで、現代美術を中心としたアートフェスティバルが2000年以来、15年間で6回続き、前回の2012年(会期50日間)には約49万人が来訪した。これは正直、驚異的な動員だと思う。今回も天候不順の影響はあったようだが、海外からの多数の旅行客を含め、集客は順調だった様子だ。 アートを見るだけでなく、アートを軸にした観光と地域おこしを実際にどのような形で進めているのか。この点を教えていただき、経済同友会の
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