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漢字と異体字に関するFeZnのブックマーク (15)

  • IVSを入力するツールを試作中 - しろもじメモランダム

    IVSを手軽に入力したい 最近、Mac OS X Lion のヒラギノやIPAmj明朝、Windows 8 Developer Preview に搭載されたIMEなど、IVS(Ideographic Variation Sequence; 異体字シーケンス)を扱うための環境が徐々に充実しつつある。 といっても、意図した異体字のIVSを手軽に入力できるようなツールはほとんどなく、Windows では(おそらく唯一)IVS検索(異体字検索)1.00というソフトがあるぐらい。最近になってこのソフトを試してみたのだが、対応OSが Windows 7 なので残念ながら自分のXPではうまく動かなかった*1。自分も昔IVSの入力・表示デモを作ったが、あれはVS(Variation Selector; 異体字セレクタ)違いの異体字が一覧できないので正直使いづらい。 別に自分でIVSをバンバン使う予定などな

    IVSを入力するツールを試作中 - しろもじメモランダム
  • 『ひと目でわかる文字訂正・文字更正の実務』 - 日本語練習虫

    新刊書の棚を歩いてゐて目の端に入った、新谷雄彦・高橋昌昭『ひと目でわかる文字訂正・文字更正の実務』(asin:9784817838384)によって、文字の「校正」ではなく「更正」といふものがあることを知った。戸籍の処理に用ゐる作業概念であるらしい。 同じ日加除出版から出た長村玄(氏のブログ明朝体・考)『外字管理と文字同定』(asin:9784817838483)を取り上げた文字ブログは見かけるんだども、こっちの方はまだ見ないと思って、一応メモしておく。 副題が「理論と戸籍システムでの処理」とあるやうに、基的には自治体で戸籍を扱ふ仕事に役立つことを目的とした書物であるはずなんだども、巷の文字っ子が「日人が実際に使ってゐる漢字(字体・字形)」を知る目的にも役立つものになってゐる。 巻末に、次の参考資料が掲げられてゐる。 平成2年10月20日付け民二第5200号法務省民事局長通達 平成2年

    『ひと目でわかる文字訂正・文字更正の実務』 - 日本語練習虫
  • 『文字史の構想』 杉本つとむ (萱原書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 国語学者で語源と異体字の研究で著名な杉つとむ氏が多年にわたって書きためた文字学に関する論文をまとめたである。杉氏には欄でもとりあげた『漢字百珍』という好著があるが、文字学のは意外にも書がはじめてだそうである。 書は第Ⅰ篇「漢字・仮字の質を考える」と第Ⅱ篇「漢字はどう研究されたか」の二部にわかれる。 第Ⅰ篇「漢字・仮字の質を考える」は理論篇で、日における漢字受容史と異体字、宛字、仮名を考察した論文が集められている。 長年、文字を研究してきた碩学だけに興味深い事例がふんだんに登場し、貴重な図版も多数収録されていて勉強になったが、理論的考察となるとどうだろうか。著者には江戸の草学を紹介した『江戸の博物学者』というすぐれたがあるが、博物学的な観察こそが著者の領ではないかという気がする。 片仮名と平仮名がどう違うかを論じた「漢字周辺文字としての<かな>

    『文字史の構想』 杉本つとむ (萱原書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 第51回 島根の「腐」らない「とうふ」 | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム

    地方では、学会が始まるかなり前に、宿の外に出ることをここのところ心掛けている。島根県の松江市では、出雲大社や松江城など名所は前に行ったようにも思え、その城は遠くから見られればもうそれで十分だった。 宍道湖畔のホテルを出て、バスに乗り、また歩いてみる。そうしたことを繰り返す中で、山陰の「陰」の書きやすい異体字など、すでに知られたものが今でも看板などに多少は残っていることに気づく。 珍しくほんの少しながら予習したことを活かしつつ、白「潟」天満宮(新潟で有名な「さんずいに写」を確認)、「鼕」(ドウ)伝承館、「淞」(ショウ)北台、「附」属中学に居並ぶ「付」属小学校など、気になるところを踏査してみる。ほかにもいろいろと特色ある字が目に入ってきた。 そして、会場の県民会館に向かう途中で、昔ながらの小さな豆腐屋を見掛けた。看板には店の名前に「豆腐」ではなく、「豆富」が使われている。松江では昭和38年(1

    第51回 島根の「腐」らない「とうふ」 | 漢字の現在(笹原 宏之) | 三省堂 ことばのコラム
  • 「小説新潮」オンライン連載[漢字こぼれ話]

  • 1点しんにょうの辻と2点しんにょうの辻 | yasuokaの日記 | スラド

    『JIS2004日語文字セット規格参加者は全員、頭を丸めて土下座せよ』にもコメントしたが、「1点しんにょうの辻」と「2点しんにょうの辻」のどちらがJISに例示されてるか、ってのは、微妙にややこしい問題だったりする。これは「辻」がいわゆる国字だからで、それゆえに『康煕字典体』という概念が及ばなかったりするのが遠因だが、とりあえずJISの規格票とその周辺を、順に追ってみることにしよう。 JIS漢字の原案にあたる『情報交換のための漢字符号の標準化に関する調査研究報告書』(日情報処理開発センター, 1976年3月)では、36区52点に「2点しんにょうの辻」が収録されていた。字体典拠とした『新字源』(角川書店, 1968年1月)が「2点しんにょうの辻」(検字番号8212)を収録しており、かつ『標準コード用漢字表(試案)』(情報処理学会漢字コード委員会, 1971年10月)も「2点しんにょうの辻」

    1点しんにょうの辻と2点しんにょうの辻 | yasuokaの日記 | スラド
  • 異体字の世界 :小池 和夫|河出書房新社

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    異体字の世界 :小池 和夫|河出書房新社
  • 「台湾」の書き方 - 梅と桜 ―日本台湾年軽人的事情―

    このブログで、何げなく台湾台湾と書いてきているけど―― よくよく考えると、台湾では繁体字中国語が使われているのだから、 実際には台湾人は台湾のことを「臺灣」と書くのかなと思うんだけど、 日常的にはそうでもないことに気がつく。 確かに、正式な名称では難しい字「臺灣」で書かれていることが多いよ。 かといって、すべてが「臺灣」で書かれるわけじゃなくて、 「臺」を「台」というふうに簡単な漢字にして、「台灣」と書く人もいるよ。 もちろん、「台湾」と書く人もいる。 台湾の表記については、「臺灣」「台灣」「台湾」のバリエーションがあるみたい。 ただ、「臺湾」という組み合わせはないみたい。 ちなみに、きょう現在で、繁体字中国語のサイトということに絞ってググると、 「臺灣」は、4,110,000件、 「台湾」は、262,000件、 「台灣」は、17,900,000件、 「臺湾」は

  • FONTWORKS - 舞字形

  • 「臣」について考える(2) (明朝体・考)

    « 二玄社から『大書源』刊行 | Main | 「臣」について(3) » 2007年03月10日 …【明朝体の様式】 「臣」について考える(2) 「臣」は前には6画であったが現在は7画である,という。たしかに「臣」は第四学年で学習する教育漢字であり,筆順も決まっている。明らかに7画である。 それでは6画の時代にはどのように書いていたのであろうか。『漢字源』ではカクシガマエのような字形を示しているのであるが,他の漢和辞典を含めて,明朝体字形としてこのような字形はほとんどみられない。 ところで,いまは部分字形を含めて「臣」はすべて7画なのであろうか。そうとは言えない。別の解釈もあるのである。今回は,この点について漢和辞典をみていきたい。 手元の漢和辞典でもっとも多いのは,「常用漢字については部分字形を含めて「臣」は7画,表外漢字については「臣」を6画に数える」というものである。角川書店『

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    語漢字の異形字シソーラス 小熊善之,永森光晴,阪口哲男,杉重雄,田畑孝一 図書館情報大学 E-mail: {oguma, nagamori, saka, sugimoto, tabata}@ulis.ac.jp 概要 漢字の中には、「国」と「國」「竜」と「龍」などのように、意味・読み・用法が全く同じでありながら姿形だけが違う漢字“異形字”が存在する。これらは文中で互いに入れ替えたとしても、文意が変化することはない。また、読解上区別することもない。 一方、近年急速に普及したコンピュータ上での漢字処理は、文字コードに基づいている。文字コード上で別々のコードポイントが与えられた漢字は、「国/國」のように同音・同義であっても別の文字であると処理される。このことが、日語情報処理の中で、小さくない障碍となってきている。 人間が知識と経験に基づいてごく自然に行っている同一視作業を、コンピュータ上

  • 字形問題関連。「辻・吉は(そんなに)問題じゃない」説を「鈴」の字形の揺らぎを通して説明してみる。 | FeZn/Bookmark

    (日付変わって、前の前の日曜=2007.02.04.に書いてあったエントリ。PAGE2007に行ってから、ちょっとだけ推敲し、2007.02.12の01:10ごろに公開モウド) 長すぎましたが来のタイトルは【Vista関連で最近流行の異体字問題。「辻」「吉」は(そんなに)問題じゃない、という説を「鈴」の字形の揺らぎを通して主張してみる。 】 主張というよりは、説明用のドキュメントをwebに置いておく、ッテ感じでしょうか。それにプラスして、文字系妄想いくつか。 「“一点しんにょう”の辻」と「“二点しんにょう”の辻」に関して、後者が正字で前者が略字、ってぇのは浅薄な理解らしいです。ふむ。 もともと現代の“しんにょう(しんにゅう)”の形態自体が、すでにかなり略されているわけで。 ちなみに作家の辻仁成の姓の表記は、「“二点しんにょう”の辻」らしいです。だから一部の例外を除いて、彼のの表紙を見れ

  • 朝日新聞の字体変更の中身 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ

    今日15日、朝日新聞の字体が変わった。そこで、ざっと見て気付いた点など。 Microsoftの場合、表外漢字字体表が「デザイン差」としている差異であっても、基的に字体表の例示字形に合わせる方針であると思われる。一方、朝日新聞は、「デザイン差」に該当する部分の変更は行っていないことが多い(下図の上の行は、今日の朝日新聞朝刊から拾った文字。下の行は字体表のグリフを小塚明朝で示したもの)。 ただし、「デザイン差」を直している例も発見(下図)。 下図は、今日の朝日新聞朝刊で見つけた非・印刷標準字体。何か理由があるのか単なるミスなのかは不明。 今回の字体の変更について解説している記事中に「『辻』は表外漢字だが、社では例外として1点しんにょうのまま」という記述がある。なぜ「辻」だけが例外なのだろう。「『辻』は国字だから康煕字典体は存在しない」というような理屈なのだとは考えにくいが、かといって他の理

    朝日新聞の字体変更の中身 - 帰ってきた💫Unicode刑事〔デカ〕リターンズ
  • 美しき日本語の悲しい定め - ビジネススタイル - nikkei BPnet

    美しき日語の悲しい定め なにがなんでも社長の名前はこの漢字で! ほとんどの制作現場で、困った経験があると思われるのが「旧漢字問題」である。企業Webサイトの役員一覧などの氏名表記を、「社長の苗字はこの漢字で表示して」と旧漢字を指示されることだが、はっきりいって、悩ましい展開になる場合が少なくない。とりわけ会社案内などの印刷物を拡大コピーし、「この漢字」とFAXで送られてくると、間違いなく厄介な状況が長引く。 既にお気づきかもしれないが、要するに、JIS第一水準・JIS第二水準にはない漢字を表示せよ―とのご指示である。正直なところ、これには困ってしまう。 どういうわけか、役員などの皆さまには、旧漢字の氏名をお持ちの方が多い。いや、逆に旧漢字の氏名をお持ちだからエラクなるのか、とにかくフォントがない文字を表示せよとの厳命なのだ。まるで錬金術ならぬ錬文字術で、無から有をつくれと指示され

  • Opinion : 私の名は?――名字の異体字を考える

    限定された「文字コード」の影響で、デジタル・データとして利用できる漢字が限定されてしまう、という問題は古くからある。ところが、最近はあまり聞かれなくなったようだ。しかし、この古い問題はいまだに健在なのだ。今回は、筆者の名字からこの問題を考えてみたいと思う。 名前を間違えられる 唐突だが、筆者の名前は「渡邉利和」である。基的には面白くも何ともない、何の変哲もない名前であるが、唯一引っ掛かるところがあるとすれば、それは「邉」の字だろう。この字はさまざまな異体字があることでも知られており、戸籍の記録を調べたら20種だか50種だかの異体字が確認されたとかで話題になったこともあったはずだ*1。 *1 詳しい情報を覚えておらず、残念に思っている。こうした調査結果に心当たりがある方がいたら、ぜひ参照先をお教えいただきたい。なお、イーストが販売している「人名外字1500V2」という外字フォント集には、ワ

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