※本コンテンツはアキバ総研が制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。 現在でこそ、アマチュアが趣味として制作するガレージキットから大手メーカーの生産する完成品やプラモデルまで、数え切れないぐらい沢山のフィギュア製品が販売されている。市場は十分に確立されているし、フィギュア業界で働いている人たちも大勢いる。 ところが30数年前、1980年代初頭のホビー業界では、美少女キャラを自作したモデラーの投稿が模型雑誌に載る程度だったのである。吹けば飛ぶようなフィギュア趣味を、「仕事」として定着させようとたったひとりで奮闘した男がいた。「ホビージャパン」や「模型情報」で作品を発表していた、秋山徹郎さんである。現在は株式会社MICの常務取締役をつとめる秋山さんを訪ね、80年代から現在にいたるフィギュア文化の舞台裏をお聞き