なぜなら、はてなは今回の事件を事前に予見できていたからだ。 その可能性があることを十二分に分かっていた。それにもかかわらず、放置していた。 なぜはてながそれを分かっていたかといえば、ぼくが2009年にはてなの東京本店に赴いてそのことを進言し、それをはてなの役員は確かに聞いたからだ。しかもぼくはブログにもそのことを書き、それははてな内でバズったので、多くのはてな社員もそれを読んだだろうからである。
はてなダイアリーでハックル先生が暴れていたころから「このひと、演技じゃないかな〜」と疑っていたが、彼の有料メルマガを読んでいてそれは確信に変わった。
これは2年ほど前のことだ。ぼくが飛行機の窓から外を撮った写真をツイートしたら、「これって滑走路を走行中に撮った写真じゃないですか? だったらアウトですよね?」というリプライが来た。もちろん、それは停止中に撮った写真で、当時の航空会社のルールに違反していたわけではないのだが(今は走行中でもセーフになった)、そのときに強烈に感じたのが、「多くの人々はぼくがルール違反を犯すことを潜在的、無意識的に望んでいる」ということだった。 多くの人にとって、ぼくはどうでもいい人間だ。そういう人間がルール違反に手を染めることほど、愉快なことはない。そのために、多くの人が潜在的、無意識的に、ぼくがルール違反を犯すことを望んでいるというわけである。
なぜかというと、そのドラマ仕立ての内容が、「女性社員が、男性上司に容姿を揶揄されたことをきっかけに、外見の大切さに気づく……」という内容だったからだ。
ぼくの妻には芸名がある。「岩間よいこ」というのだが、元お笑い芸人なので、今でもこの名前で通している。 彼女は現在、ぼくが経営する「源氏山楼」という会社で働いている。 源氏山楼 ただ、働き始めたのは最近だ。 彼女はそれまで、実にさまざまなことをしてきた。そのどれもを、一生懸命やりつつも、同時にこだわりを持たず、捨てるときはパッと捨ててきた。 その生き方がとてもユニークだと思ったので、今日はそれを紹介したい。 もともとそういうキャラクターなのか、あるいは考えてそうしているのかは分からないが、岩間よいこはこだわりを捨てることを苦としない。一生懸命取り組んでいたことでも、いざとなったらパッと捨て、身軽に方向転換することができる。 最初の方向転換は大学生のときだった。 高校生のとき、家にお金がなかったので、返済義務のある奨学金を借りて名古屋の私立大学に入学した。中学までの成績はあまり良くなかったから
「もしドラ」がヒットして、ぼくはこれからも本を書くことで生きていこうと思った。 ところが、本がなかなか売れない時代になった。もともと、生きていくために本を書いていくつもりだったから、本が売れないと、書くことの意味も少なくなる。 それで、新しい道を模索する必要が出てきた。ぼくには、エンターテインメントのコンテンツを作るという仕事には変わりないが、本とは違う、何か新しい分野に足を踏み出す必要があったのだ。 しかし、どの分野に踏み出せばいいかというのは、なかなか難しかった。 今、コンテンツ業界は変革期の中にある。激動の時代だ。これまでのプラットホームが崩壊し、新しいプラットホームが胎動している。だから、その胎動している新しいプラットホームの中から、何が育つのかを見極めて、そこに賭ける必要がある。そこで、リスクを取って、挑戦する必要がある。 いろいろと思い悩んだ末に、ぼくは2つのプラットホームに狙
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