安倍晋三首相は27日、首相官邸で自民党の萩生田光一幹事長代行と会い、野党側が要求している国会審議に応じる意向を伝えた。 11月1日召集の特別国会の会期を8日間から延ばすか、改めて臨時国会を召集して対応する方針だ。野党が森友・加計学園問題を徹底追及する構えのため、政府・自民党は審議の場を設けることに慎重だったが、首相としては「疑惑隠し」との批判が拡大するのを避けたい考えとみられる。 衆院議院運営委員会に代わる26日の各派協議会で、与党は特別国会の会期を8日間と提案。野党側は首相の所信表明演説と各党代表質問、予算委員会などをセットで行うよう要求したが、与党側は消極的な姿勢を示していた。首相の意向を受け、与党がどこまで譲歩するかが焦点だ。
![安倍首相、審議応じる意向=「疑惑隠し」批判を意識 (時事通信) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/320fd718f071a4630e8a92517216278de6560f4f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.yimg.jp%2Fimages%2Fjpnews%2Fcre%2Fcommon%2Fall%2Fimages%2Ffbico_ogp_600x600.png)