米国の定年退職の平均年齢は63歳であるそうだが、ベビーブーマー世代が十分な蓄えのないまま定年を迎え、定年後も働き続ける人が増加しているという(本家/.記事)。 労働統計局によると、60代後半で働いている人の割合は1985年には18%だったが、2006年には29%にまで増加したとのこと。また、AARP(旧全米退職者協会)が4月に行った調査によると、景気の悪化のため定年を先に延ばすことにしたと回答した55-64歳の人は32%にも上った。 「働くことは尊厳を保つことに繋がる」との意見もあるが、公的年金だけでは生活費を賄えないためやむを得ず働く人と、手持ちのお金を増やすために働く人との間には大きな差があるとのこと。元記事には、生活費のために量販店の商品陳列を行っている元エンジニアや元科学者が、以前の職場の同僚などが来店すると見つからないよう隠れるという話も紹介されている。 日本では、インターネット