今回は、「/etc/hosts.allow」ファイル、「/etc/hosts.deny」ファイルについて見ていきましょう。 /etc/hosts.allow、/etc/hosts.denyは、自ホスト(つまり、自分のコンピュータ)へのアクセスを制御するためのファイルです。これらのファイルは「TCPWrapper」によって参照され、アクセス制御が実現します。基本的にはスーパーデーモン(xinetd)経由で起動されるデーモンへのアクセス制御を行いますが、「sshd」などスーパーデーモンを経由しないものでもアクセス制御を行えるものもあります。libwrapライブラリがリンクされていればTCPWrapperでのアクセス制御が行えます。 「/etc/hosts.allow」ファイルにはアクセスを許可するサービスとホストを、「/etc/hosts.deny」ファイルにはアクセスを拒否するサービスとホス
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