初代〜最新Ryzenの性能比較をするなら、物理8コアモデルが最適だ。4年の歳月はRyzenにどの程度のパフォーマンスゲインをもたらしたのだろうか? 近年のCPUパフォーマンス競争における大きな分岐点といえば、2017年2月に発売されたAMDのRyzen 1000シリーズ、いわゆる“Zen”世代のRyzenが登場した時だ。 その後、RyzenはZen+、Zen 2と順調にアーキテクチャーを更新し、Zen 2では物理12コアどころか16コアモデルまで投入して世間を沸かせた。昨年7月に発売された“Zen 3”世代のRyzen 5000シリーズでは、長年の弱点であった内部レイテンシーを大幅に抑える設計を採用したことで、さらにパフォーマンスを伸ばした。 ライバルであるインテルがプロセスルールの微細化に手間取る一方で、AMD(とTSMC)は14nm→12nm→7nmと順調にモノにした。上位モデルの製品
2020年11月6日19時に販売解禁となったRyzen 5000シリーズは、各ショップから販売在庫が速攻で消滅するという人気ぶりを見せた。今回投入された「Ryzen 9 5950X」と「Ryzen 9 5900X」はどこも流通量が少なく、「Ryzen 7 5800X」と「Ryzen 5 5600X」は比較的入手性が高くなっている。 前回はAMDの意向により「Ryzen 9 5900X」と「Ryzen 7 5800X」しかレビューできなかったが、今回は残りの「Ryzen 9 5950X」と「Ryzen 5 5600X」のレビューをお届けしたい。前回の結果を踏まえつつ、改めてRyzen 5000シリーズの凄さを俯瞰的に検証することとしよう。Ryzen 5000シリーズの簡単な解説は、前回の記事をご一読戴きたい。
Intel 14nm and AMD/TSMC 7nm transistors micro-compared(HEXUS) Intel 14 nm Node Compared to TSMC's 7 nm Node Using Scanning Electron Microscope(techPowerUp!) 14nm and 7nm are NOT what you think it is - Visiting Tescan Part 3/3(der8auer / YouTube) 名高いオーバークロッカーとして知られるder8auer氏がYouTubeで非常に興味深い検証を行っている。その内容はCore i9 10900KとRyzen 9 3950Xを比較するというもので、製造プロセスは前者がIntel 14nm+++、後者がTSMC 7nmとなる。そしてこれらを電子顕微鏡を用いて比
AMD Arcturus Might Be The Codename Succeeding Navi(Phoronix) AMD "Navi" GPU Architecture Successor Codenamed "Arcturus"?(techPowerUp!) AMD Arcturus to succeed Navi?(VideoCardz) AMD Next Generation Arcturus GPU To Succeed Navi GPU – New Radeon Family Naming Scheme Also To Be Introduced After Navi(WCCF Tech) AMDのGPUは“Vega”の次に“Navi”が予定されているが、さらにその“Navi”の次の世代のGPUは“Arcturus”と呼ばれているらしい。 “Arcturus”の名前はPh
エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.652 プロセス微細化によりクロック向上。“Zen+”採用の第2世代Ryzenシリーズ検証 2018.04.19 更新 文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹 初代Ryzenの登場から約1年。2018年4月19日22:00にPinnacle Ridgeこと、AMD(本社:アメリカ)の最新CPU第2世代Ryzenシリーズの販売が開始された。最新「Zen+」マイクロアーキテクチャを採用し、正当進化を果たした注目のメインストリームプロセッサ。先日お届けした画像中心のファースインプレッションに続き、今回は気になるパフォーマンスをじっくりと検証していこう。 最新「Zen+」アーキテクチャを採用する第2世代Ryzenシリーズ 約1年ぶりに更新されたAMDの新メインストリーム向けCPU第2世代Ryzenシリーズ。コアマイクロアーキテクチャは、製造プロセスをGL
(解説記事) AMDが12nmプロセスの第2世代Ryzenファミリを正式発表(Impress PC Watch / 後藤弘茂のWeekly海外ニュース) AMD,「Ryzen Desktop 2000」CPUを正式発表。動作クロックが向上し,メモリ周りの最適化が進んだ第2世代モデル(4Gamer.net) “Pinnacle Ridge”は“Zen+”と呼ばれる世代となる。“Summit Ridge”や“Raven Ridge”の“Zen”との最大の相違点は製造プロセスでこれまでのGlobalFoundriesの14nmLPPプロセスから、GlobalFoundries 12nmLPプロセスに移行している。 12nmLPプロセスでは回路密度を高められるオプションがあるが、“Pinnacle Ridge”では前世代の“Summit Ridge”からダイサイズ・トラジンスタ数ともに変更はないと
アーキテクチャの大幅な刷新というのはリスクが伴うものだ。過去を振り返ればIntelのNetBurst対AMD Athlon 64や、Intel Core対AMD Bulldozerのように、トレンドを捉えたほうがリードしてきた。そしておおよそ1回見誤っても、次には挽回するものである。そういう意味で、Ryzenに対する期待は高い。 今回投入されたRyzenは、「Ryzen 7 1800X」「同1700X」「同1700」の3モデル。Ryzenシリーズとしては、7/5/3が予定されている。某自動車メーカーのラインアップや、Intel Coreシリーズのラインアップとナンバーを合わせた格好で、Ryzen 7は“対Core i7”と考えると分かりやすい。つまり、Core i5に対抗するのはRyzen 5、Core i3に対抗するのはRyzen 3ということになる。 ただし、Ryzen 7は、Inte
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