政府は、記録的な大雨で河川の堤防が決壊した茨城県常総市の浸水した地域を、情報収集衛星から撮影した画像をホームページで公開しました。浸水の範囲は、南北およそ15キロ、東西およそ4キロに広がっていることが分かるとしています。 それによりますと、堤防が決壊した鬼怒川の東側の地域にある住宅地や水田などが浸水していて、内閣衛星情報センターによりますと、浸水の範囲は、南北およそ15キロ、東西およそ4キロに広がっていることが分かるとしています。 内閣衛星情報センターでは、情報収集衛星の能力を秘匿するため、これまで画像の公開を行ってきませんでしたが、9日、災害時に限って、画質を落として一般に公開できるようルールを改めていて、画像の公開は今回が初めてのこととなります。 政府は、この画像を救助活動や復旧作業などに役立ててもらいたいとしています。