12月中旬頃からかなりの時間を費やしていた論文がようやく仕上がったので,感じたことを忘れないうちに書いておきます.私の研究室では,論文を書いた時に,研究室の他のメンバーと読み合うという習慣があります.学会発表のプレゼンも同様です.これは,大雑把に言うと「自分の意図したことが相手に伝わっているかどうか」を確かめることが目的なのではないかと思っています.また,自分の論文や発表を見てもらうだけでなく,相手の論文や発表も見ます.これは,「人の論文を読むことで自分の論文がどう読まれてるのか知る」,「人の発表を見ることで自分の発表がどう見られているかを知る」ことができます.良い所は真似をして,良くない所があったら自分の論文・発表にそれは無いか?と見直すことができます.以下で論文を読み合う場合に気を付けておくことなどを挙げておきます.論文を人に見てもらう前に論文を読む,特に精読する場合にはそれなりに時間