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本と俯瞰に関するHebiのブックマーク (9)

  • 三浦瑠麗「シビリアンの戦争」書評 文民統制に恐ろしい問いかけ|好書好日

    ISBN: 9784000258647 発売⽇: 2012/10/01 サイズ: 20cm/258,82p シビリアンの戦争 デモクラシーが攻撃的になるとき [著]三浦瑠麗 書は、ぼくたちが慣れ親しんでいる軍や戦争に関する基的な考え方に大きな疑問をつきつける。従来の発想では、軍人は戦争大好きだとされる。だから平和を愛する文民が彼らの活動を常に監視し、抑えなくてはならない。これが文民統制(シビリアンコントロール)の発想だ。 でも近年の多くの戦争の実態はちがう、と著者は指摘する。軍人たちは、戦闘で真っ先に死傷する立場だ。だから勝算のない無意味な戦争にはきわめて慎重だ。むしろ文民たちのほうが、独裁政権打倒とか対テロとか、その時の勝手な思い込みと勢いで、軍人たちを(民主主義のおかげで!)戦争に引きずり込んでいる、と。文民統制というのは当に有効なのか? 恐ろしいことながら、これが正鵠(せいこく

    三浦瑠麗「シビリアンの戦争」書評 文民統制に恐ろしい問いかけ|好書好日
    Hebi
    Hebi 2012/12/19
    あー、徴兵経験があった方が「戦争やだ」ってなりやすいとか…平和教育や自虐史観がトラウマで右翼っぽくなっちゃうのと表裏一体?
  • 藤原正彦『国家の品格』

    藤原正彦『国家の品格』 昨年(2006年)、ベストセラーになったこの新書を今頃読んでいるのは相当恥ずかしいです。恥ずかしい思いをして通勤電車などで読みました。新書カバーとかかけて、ですね。 内容を大ざっぱにまとめると、次のようなものになります。 「論理」を中心にした近代的合理精神には限界がある。新自由主義も共産主義も民主主義も自由も平等もそれらが生み出したもので、今日の世界のいたるところで破たんを生じている。 その原因は「論理」を軸にしているから。論理はある条件下では問題を正しく導くが、それを忘れて万能薬のように扱うと大間違いに至る。 大事なのは「論理」ではなく、「情」や「形」であり、それを大事にしている文化はまさに日文化である。これらの情緒を育む形が武士道精神だ。いまの日はこれが廃れてしまった。 日はこれらの文化を大事にし「品格ある国家」を再建し、世界の危機を救う聖なる使命を果たす

  • 50代でプロカメラマンに,空撮に特化しチャンスを掴む(1) - nikkeibp.jp - 空から見たアフリカの写真集

    エール大学を卒業後、ハーバード・ロー・スクールで博士号をとり、両校で教鞭を取った経験を持ちながら、アメリカ有数の投資会社の共同設立者にして代表。そんな経歴を持つ写真家は多分、世界にロバート・B・ハース氏ただ一人だろう。 カメラを始めて握って11年。写真家としてデビューし6年。そして現在、ナショナル・ジオグラフィックで初となる航空写真による写真集を出版したロバート氏は自身を「この世で最も恵まれた男。夢なら冷めないで欲しい」と語る。 彼の持つ写真に対する熱意、そしてアフリカに対する想いについて、語ってもらった。 (インタビューはシャノン・ヒギンス) ――意識の中で、自分は投資家ですか、それとも写真家ですか? 「贅沢な話ですが、両方です。もちろん、写真家としてのキャリアは投資家としてのそれよりずっと短いですけどね。6年前くらいからかな、自分の写真集を出版するようになってから、少しずつ写真家として

    Hebi
    Hebi 2006/07/19
    すてきだー。Google Earthの事なんかもちょっと考える
  • 心を商品化する社会 - 森の路はずれ(避難所)

    心を商品化する社会―「心のケア」の危うさを問う (新書y) 作者: 小沢牧子,中島浩籌出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2004/06メディア: 新書購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (23件) を見る子どもたちが学校生活の中で抱き、苛まれるさまざまな不安と苦しみ、労働者が会社生活の中で抱き、苛まれるさまざまな不安と苦しみ、突き詰めて全ての人が、この勝者と敗者、富者と貧者という加速度的にぶっちゃけて二極化していく過酷な社会を生きていかざるを得ない中、ますます深く濃く自らの内で膨れあがり慢性化していく不安と苦しみ。 それらを学校制度・労働制度・あるいは社会制度といったシステム側に原因を求め、体制に「問い」「追求」してこうという連帯運動を予防し、それら不安や苦しみの根原因をすべて生徒・労働者・市民個人にあると錯覚させ、来政策的・外的である欠陥を、個人の内面的・精神的な

    Hebi
    Hebi 2006/06/09
    『「心の専門家」はいらない』の小沢牧子の本
  • 漫画イ・ユジュン 原作イ・ヒョンソク『軍バリ!』 - 紙屋研究所

    漫画イ・ユジュン 原作イ・ヒョンソク『軍バリ!』 うむ、面白かった。 ルポとしての面白さだ。 甲斐性なしのダメヲタクの韓国青年が、「国民皆兵」である韓国の徴兵制によって軍隊に入る話だ。 漫画としての手法はいたって単純で、日を追って体験することを順番に描いていく。これが功を奏している。日の読者は、主人公キム・ジンの入隊を少し高い上空から観察するように、韓国の徴兵制というものを理解していくことになる。非常にわかりやすい。 入隊におびえてネションベンをするキム・ジン。水着のキャラのフィギュアを「わーっかわいい」と愛でた直後に「クソー! 女のコはいいなぁ 軍隊に行かなくていいんだもん! 父さん 何で僕を男に作ったんだよ!!」と泣き崩れるキム・ジンの様子は、「もしもいま日に徴兵制がしかれたら……」という設定にほとんど近いものがある。この段階で、日の読者は「まったくの異国の話」という気がしなくな

    Hebi
    Hebi 2006/05/16
    ?>彼は軍隊を体験することで「ミリタリーマニア」として夢想する戦争と、現実の「軍隊」のギャップを痛感し、「違うな!」と思ったという。宮台がそれをフォローして、そのリアリズムが過激な国粋主義を防止してい
  • 佐藤秀峰・小森陽一『海猿』(紙屋研究所)

    佐藤秀峰『海猿』 漫画として実にやりやすそうな設定である。 海上保安庁の物語。「海上において、人命及び財産を保護し、並びに法律の違反を予防し、捜査し、及び鎮圧する」という海上保安庁法1条の規定どおり、崇高な社会的使命。そのために海上保安官たちは自分の命を賭する。 救助される人が生きるか死ぬかという緊迫感。 そしてその最高の使命を果たすために自分の命を犠牲にするかもしれないという緊張。 そのうらはらに持たれるであろう仕事の「やりがい」。 消防士や警察官などを使えば、青年誌でいかにも類似作品が山のようにできそうな描きやすさではないか。 漫画評論家の伊藤剛は佐藤秀峰について、 「ヒトサマの生き死にを描き、そのことで商業的に成功した作家である」 と「あえて酷薄」に書いたことがある(※)。伊藤は『海猿』について「物語が進むにつれ、危機的なエピソードのインフレが起こる。どこか、効果的な表現をドライブさ

  • はてなブログ

    太巻き会2023 -みんなで巻こうLONG太巻き- みんなで長い太巻きを巻いたときの記録です。こんくらいのどデカい太巻きを目指すぞー! [泉]東京都現代美術館コレクション展「MOTコレクション コレクションを巻き戻す 2nd」よりチラシとかあったら気分が上がるかなと思い、こないだのアフタヌーンティー会の前夜に…

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    Hebi 2006/04/26
    >私たちはいつまで、「重層的な非決定」をいつまで続けるのか。それともいつか、なにかを「決め」なければならないときがくるのだろうか。
  • 『病魔という悪の物語―チフスのメアリー』 | こどものもうそうblog

    Selected Entries 『病魔という悪の物語―チフスのメアリー』 (03/28) Categories WORKS (594) 講座 (236) game (153) BOOK (373) computer (23) iPhone&iPad (2) MOVIE (48) music (38) News Dig (23) PLAY (136) publication (52) web (20) web game (26) すごいよ! (45) カード (15) ゲームをつくろう (3) ゲーム実習 (14) コックリさん (11) 気になるの (109) 写真 (24) 日々 (128) 萌え発想 (32) Archives August 2017 (1) April 2017 (1) December 2016 (1) November 2016 (1) October 2016

    Hebi
    Hebi 2006/03/28
    >毒を撤き散らす悪女として恐れられた「チフスのメアリー」の半生を描いて、偏見や物の見方、ラベリングの恐ろしさ、個人と全体の利害関係など、さまざまな問いを投げかける。あっという間に読めるけど、じんわりと
  • 『HUNTER×HUNTER』 23巻 富樫義博著/偉大な物語の本質について|物語三昧

    HUNTER×HUNTER』 23巻 富樫義博著/偉大な物語の質について | 旧館:物語三昧~できればより深く物語を楽しむために 冨樫 義博 HUNTER×HUNTER NO.23 (23) 評価:★★★★★星5つマスターピース (僕的評価:★★★★★星5つ) もう評価は定まっている。 天才、富樫義博さんの最新刊。 あまりに連載は、不定期なので、無視して単行を待っている。ホント、プロとしては失格ものの最低の態度で、そういうのはまず許されないこと(僕個人としても許したくない)なのだが、、、、才能によって、全てが許されててしまう、悪い例だ(笑)。何もいえません、ここまで凄いと。 素晴らしい。このストーリーのレベルの高さでは、何もいえない。 ただ、一読者として、続きを待つのみだ。 ・・・・・このセリフ、毎回新刊が出るたびにいっている気がする(笑)。 この作品は、まごうことなき傑作で、僕にと

    『HUNTER×HUNTER』 23巻 富樫義博著/偉大な物語の本質について|物語三昧
    Hebi
    Hebi 2006/03/06
    その便宜的な線引きをするようになった経緯の解析と理解と解法すべてが物語にあるという>「仲間でない人」に対してどこまでも冷酷になれるという人間の本質
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