アンケート結果が出そろったので、4年生2クラスへ読書指導を行いました。読書の授業を組むには、当然本を読んでいなければ成立せず、まずはその確認のためです。 いつか斉藤洋さんの講演会で聞いた話ですが、斉藤さんは 「ルドルフ」でデビューしてから、1年間は季節が分からないほど、書き続けたんだそうです。 飛行機は離陸するまでがとても大変で、作家としての地位を確立するには、この離陸と似ていて デビュー後の1年が勝負だと思い、だからこそ踏ん張った。(もう10年ほど前の話でうろ覚えです) ようなことをおしゃってました。読書をする習慣もこれと似ているような気がします。「離陸(読書習慣定着)するまでの仕掛け」をいかに上手に持っていくかが、教師の仕事なんだと思います。 今回のアンケートでは、離陸してくれた児童の嬉しい感想が続きました。 特にそのきっかけとなった本はいろいろで、図書室の間口を広くしておく必要性