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ブックマーク / shomotsugura.hatenablog.com (26)

  • 特集「これからの日本図書館協会3」を読む - 書物蔵

    ひさびさに、『図書館雑誌』のゴシップ読み。2011年12月号ね(o^ー')b 特集は「これからの日図書館協会3」。 高山正也(国立公文書館館長)先生の 「現代文明諸国中、米英に次ぐ三番目の歴史を誇る」「日図書館協会の会盛が近年振るわないと聞く」という。だがこれは、(他の国同様?)、館種ごとに「発展・分化」した結果であって、「日図書館協会は〔以前は親密だった博物館や文書館を排除した〕図書館、特に公共図書館、中でも一定の図書館思想の信奉者を中心とする組織に変質したとまで言われているとか」とも。つまり高山先生は、「一定の図書館思想の信奉者」がJLA(の中枢)を占領しちゃったがゆえに、「会盛」が衰えたと見ている。 「信奉者」って何だろう( ・ o ・ ;) って、貸出を絶対善として、○×支援やレファレンス・サービスを二の次とし、異論を認めぬ前川教のことか?(^-^;) まぁ確かに、業界のだれ

    特集「これからの日本図書館協会3」を読む - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2011/12/16
    10万人中、専門正規はおよそ5人にひとり。実感よりはかなり多い。
  • 取リテ読メ!(TOLLE, LEGE!):図書館省本省の広報誌『びぶろす』に載った記事 - 書物蔵

    Tolle, lege. (take and read) ネット上にいる人たちは紙資料をきちんと参照せんのだよなぁ。そんなことは1970年代から言われてることだよ、ちゅーことをくり返して、わちきの独創でござーい、などというカヲをしているのは困ったもの。 図書館論でも同様で、いまの図書館員たちよりかつての(まぁ1980年代までの、としておこう)図書館員たちのほうが、ずっとアタマもよく知識もあり読書もしていたんだから、こんなこと(ICTで図書館のあり方に影響が及ぶ)など、基的な枠組みはきちんと推論できていたんよ。 ネットの住民たちには 取りて読め とだけ言っておこう(もちろん、電子化図書でも可だが、電子図書のバヤイ、自力で読む気分になりづらいんだよなあ。物としての資料の教育力・感化力はあなどりがたい)。 その一つが丸昭(まるしょう)氏の、ってか丸山昭二郎先生の記事だったりもする。もちろん、当

    取リテ読メ!(TOLLE, LEGE!):図書館省本省の広報誌『びぶろす』に載った記事 - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2011/12/03
    今のIT系の人たちが、図書館情報学の成果をぜんぜん享受できてなくて車輪の再発明になりがちなのは、どこがネックになってるんだろうなぁ、とずっと思ってるんだけど。存在を知らないと調べることもできないし…
  • 書物蔵 古本オモシロガリズム - 米国の書盗研究を参考に

    オタどんが日最初の書盗研究につきすすむ気配(`・ω・´;)ムムッ じつはメリケン図書館学には書盗研究なるものも、これあり メリケン図書館学 ローレンス・S・トンプソンなる古典学者が、書盗について「新しい」考察を加えたのは1975年のこと(記事注記によればトンプソンは書盗研究の第一人者だそうな) 伝統的な書盗ってば、ちょっとイカれたコレクターってのが基。自分で買ったりコレクションに加えられないようなや史料を失敬するような。 カネで手に入らないような資料を非合法に入手したってゆーコレクターってのはざらにいる。 場合によっては、モラルに反してたり、学術に仇なすこともあるんだけど、こんなタイプの書盗って、なかなか憎みきれないのだ。だって、価値を知らない弱小館からお宝を保護したり、村役場みたいないい加減な管理人とこから貴重な史料を救い出したりしてるんだから。(略) でも、20世紀になってから、

    書物蔵 古本オモシロガリズム - 米国の書盗研究を参考に
    Hebi
    Hebi 2007/02/04
    類型1=ねこにかつおぶし
  • やっぱり志智はレファレンスのチャンピオン(守護神) - 書物蔵

    伊藤昭治先生が大阪で「志智嘉九郎論」の講演会をやったみたいですの(・∀・) 日図書館研究会研究例会(第239回)報告(2006.10.10)大阪市 講演の記録文に「初めに,志智氏の経歴,彼の著作を示し,彼の教養の広さが紹介された。」とある(以下、引用は上記サイト報告文より)。 右画像はこのまえ買った『神戸市立図書館四十年史』(1950)より 詳細なbio-bibliographyを所望す まさしくこれが最重要。志智の詳細な著作リストはまだないのでは。レファレンス(サービス)の神様のために詳細なレファレンス(文献目録)をきぼーんじゃ。 歴史はなによりもまず、史料収集とその批判がキホンのキ。 たとえば、レファレンス・サービスを開始するキッカケとなったことについて、通説と若干ズレることを、さるのある部分に志智人が書いているワケだが、それはいままで館界の言説空間では忘れられている。 ほかにも

    やっぱり志智はレファレンスのチャンピオン(守護神) - 書物蔵
  • Public library の英国モデル:ハウスからライブラリーへ貧者を移送せよ - 書物蔵

    公共図書館の公共性?について、ほんのちょっとだけブログで議論が盛り上がっているという。 ■ [list]はてなブックマークの[図書館]タグがちょっとだけ盛り上がっています(?) http://list.g.hatena.ne.jp/Hebi/20070104/p1 わちきだったらば、この「公共性」とかいうわかったよーなわからんよーなコトバを、 なんで(おもに有産者の)税金で無産者にタダでを読ませねにゃならんの? というみもふたもない疑問文に変換して考えちゃいますね。 でさ。 ざっと見たところ、米国流の美しい図書館観にひっぱられた議論(「役立つ」とか「民主主義」とか)しかないようだけれども…。もちろん、カーネギー財団流の、貧乏人が(図書館で勉強・発明して)金持ちに、ってのも米国流。 はあ、ウツクシ。うつくしすぎて… じつはそんなのと無関係な外野のエッセイ風のに、もうひとつの歴史的事実の片鱗

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    Hebi
    Hebi 2007/01/06
    いいかえがとても分かりやすい。続きに期待
  • びっくり(×o×) - 書物蔵

    日経がこんなニュースを。 絶版書籍、ネット閲覧可能に・政府が著作権法改正へ 政府は絶版になった出版物をインターネットで閲覧できるようにするため著作権法を改正する方針を固めた。国立国会図書館などの公的機関が専門書を非営利目的で公開する事例などを想定している。著作権者に一定の補償金を支払えば許諾がなくても文書をネットに保存・公開できる仕組みを検討する。入手困難な出版物を利用しやすくし、研究活動の促進などにつなげる狙いだ。 (http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070105AT3S0300305012007.html日の夕刊紙面にはもちっと詳しくある。 これって、知財部の話らしいんだけど、そこのこころづもりとしては、 絶版になり数年間たち 著作権者に補償金をつんだものを 閲覧だけさせる ということだそうな。 個人じゃなくて図書館固有のホムペを想定して

    びっくり(×o×) - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2007/01/05
    保護期間70年への延長と抱き合わせだったりするのかな…。>絶版書籍、ネット閲覧可能に・政府が著作権法改正へ
  • 図録が安くて良いのにはワケが - 書物蔵

    書店で無料でしか手に入らないチラシ「これから出る」にコラム「の周辺」があって、そこに、展覧会図録についての提言があった。 樺山紘一「ミュージアム・カタログを市場に」『これから出る』(2007.1上期)p.7 これを要するに、 図録は価値があるのに書誌コントロールが及んでないし、公共図書館にもないが、 ほかのイラスト付きの出版物とくらべると、かなり安価。つまり絶対のお買い得 という。現在、西欧では5000円程度はするのに、日では2500円程度だと。 けど、樺山先生がいうには、 まるで地下出版のように、世間の眼をはばかるように流通している。(略)〔けど古書市場にはあり〕不自然きわまる。ここらで抜的な改革が必要だろう。つまり、専門のミュージアム図録販売店をつくる。 樺山先生、いま印刷博物館長やってるとのことだけど… 部下にはみせたのかなぁ? だってわちきの理解では、展覧会図録はまさしく

    図録が安くて良いのにはワケが - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2007/01/05
    足代出しても欲しいものが多い
  • 書物に索引を付けない奴は死刑? - 書物蔵

    いや、罰金刑ぐらいにはしていいとは思うけどね(^-^;) 「書物に索引を付けない奴は死刑にせよ」(傳バーナード・ショー)――品川 力 と、書誌鳥さんが引いていたり(http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/1959/reference/search.htm) 山下武『古書縦横』(青弓社)に、 山下氏は、ウィリアム・ワイザーの『祝祭と狂乱の日々』(河出書房新社)に索引がないのを「残念なこと」だと述べ、バーナード・ショーの言とかいう「書物に索引をつけないやつは死刑にせよ!」を引き、「索引の重要性を痛感した」、とかいている。(pp.153-54) とあると、id:higonosukeさんが引いてたりするので、ちょっと調べてみた。 ショウからの引用句とされてるけど、書誌鳥さんが慎重にも、「伝バーナード・ショー」とされるように(さすが書誌学者)、こ

    書物に索引を付けない奴は死刑? - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2006/12/28
    なか見!検索で代用されるようになっちゃうんだろうなぁ。実は索引自体が(時には目次以上に)その本の要を教えてくれることも多いのに。
  • 「マンガと図書館」研究 - 書物蔵

    なにやら九州と京都でマンガの集いがあったらしいですの。 u-senさんが「マンガと図書館」の関係について書こうかすら、とおっしゃっているのでわちきもオモシロがってちょこっとメモ。ただ、わちきは「エロ図書館」については国内屈指と思いますが(ほかに言説が全くないので)、「マンガと図書館」についてはあんまり。これについては同人誌界に先行文献があるのと、ネットではいま、myrmecoleonさんが「(マンガの特殊領域たる)同人誌図書館」について、デッサン的だけどカナーリしっかりした論考を展開中ですじゃ。 マンガと図書館については、数件しか先行文献がないので、いまちょうど「書き得」のころあいですなぁ。 参照する手間がすくないし、いっぽうでマンガ研究そのものは、蓄積がすすみつつあるためその良質なものを参照しやすい。 わちきはせどりでいそがしくて(・∀・)書く気にはなりませんが、いくつかヒントを考

    「マンガと図書館」研究 - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2006/11/27
  • アマゾン古書拡大(再考) - 書物蔵

    以前、国会図書舘の全国書誌データをAmazonが買って、そこについてる分類標目や件名標目を活用できるようなインターフェイスを工夫すれば、古書業界にも学術にも役立つものが出来んじゃないのか、と考えたことがあったが。 実際に搭載されとるデータをみるかぎり、(例えばこれ→http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000JAQ3KM/sr=1-2/qid=1163217793/ref=sr_1_2/503-3046877-3619106?ie=UTF8&s=books) ほんとに最小限の記述しかないね。 で、これがうまくいくかどうか、2つの点でいささか疑問なのだ。 仕入れの供給源 セドラーはブコフで仕入れている。1980s以前のは、ネット風聞によれば買い取らないか廃棄してるらしい。 ブコフが廃棄の寄せ場をつくってセドラーに公開するとか、なんか斬新なことでもしないと

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  • お祭りo(^-^)o - 書物蔵

    高円寺へ。 会場内では結局1冊もひろえず。そとの均一で掘り出し。 「戦争下の文学・芸術(一)」『文学』(29)(1961.5) 150円。これは戦時文化運動を研究する際の必読文献なのだ。 そうそうに切り上げ神田へ。 屋台の焼きそばをう。うまし。 標語・スローガンの事典 / 祖田浩一. -- 東京堂出版, 1999.3 カバ欠500円を。 標語ってのは,わちきの趣味のひとつなのだわさ。けどいい標語辞書がない。これもまた,索引がなかったりして参考図書としての出来はあまりよくないが。。。 古書会館にいくも,今日はさすがに拾えず。図書館関係が手付かずで残っていた。 キントトにより,戦前の標語辞典を手に取るも8000円なのでさすがに戻す。 屋台のメンチカツをう。むちゃくちゃ旨い。どーゆーこと? そのままマンガ喫茶で休憩。 『アックス』の福満しげゆき特集をチェックするも,エロマンガの書誌については

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    Hebi
    Hebi 2006/10/30
    これ、けっこうどの業界でもある気がする>神田の本の祭りと同じ日に図書館大会をやるなぞというのは。
  • 事業と研究 - 書物蔵

    朝,朝日新聞をながめたら。 闘病記専門700冊のブックガイドサイト:病気別に闘病記を探せるブックガイドが登場した。Flashベースのインタフェースで操作できる。 (2006年06月12日) って主旨の記事がでていた。 NIIのセンセが闘病記の検索(部分閲覧)ができる紙芝居wをつくったというもの。 はぁ… 闘病記文庫運動が運動として目玉が必要なことは認める。 どんな形にせよ新聞記事になることはよいことだ,とさえ言ってもよい。 だから,このわちきが親切にも?捨てアドで事務局さんに闘病記のNDL-opacの弾き方を通報してあげたのにもかかわらず,その後も「(闘病記の合理的検索法がないので)闘病記文庫を創りますた!」という記事がでるのも大いに結構だ。運動というものはまさしく一世一代の事業であり,「立ち上げ」て「とりあえずマワ」さねばならぬ。 (この先,図書館員読むべからず) ただこのNIIって何よ

    事業と研究 - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2006/06/13
    誰が考えても合理的な方法が何で採用されないのかなぁ…。
  • 「図書館の発見(新版)」への反論(『図書館雑誌』ゴシップ読み) - 書物蔵

    (注意! 館界ネタだから局外者にはツマランよ〜) ねぇねぇ「図書館雑誌」5月号みた? 巻頭の論文 根彰「コミュニティのための図書館:日英の比較から」 なんだかタイトルだけだと辛気くさい郷土史料の話みたいにみえるけど… これって前川流貸出(貸出至上主義?)への正面切った反論だよねぇ。 それはともかく,『図書館雑誌』が図書館戦争に場所を提供したのはよいことと思うぞ。なにも日図協がどっちかの肩をもて,と言ってるわけじゃなくて,議論上の対立があれば,その場を提供するのが機関誌・業界誌の来の役目でしょ,といっている。 根先生,まずはこう指摘する。 (日の館界が手とした英国で)貸出し点数が1990年代以降急激に落ち込んでいる。 具体的には英国では次のようになったと。 貸出密度(国民一人当たりの年間平均貸出冊数) 1993年 9.5冊/人 2005年 5.7冊/人 なんと! 貸出御大切の人々

    「図書館の発見(新版)」への反論(『図書館雑誌』ゴシップ読み) - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2006/05/19
    新市場開拓はやる価値あると思うけど、貸出以外のサービスを充実させてもそれが行政サイドから評価されるかというと…>現在ただいま無前提に図書館に信を寄せている連中じゃない連中に売り込んでいけ(要旨)
  • アマゾン評価もいろいろ - 書物蔵

    出版・流通業界からは,「ノー」 この世には「業界紙」というものがある。 出版業界の『新文化』2.16の一面は「アマゾン「なか見! 検索」についての“紙上討論”」 で,岡野秀夫(言語学出版社フォーラム代表)ってひとが,こんなことを言っているんだけど このシステムは読者の利便性に適っているか? イエス。 それでは,著作権者,出版社の利益になるか? ノー。 今まで出版会を支えてくれた書店の利益になるか? ノー。 構造はブックオフと全く同じだ(後略) ふーん。 それで,これに呼応するかたちで何人かの投書?があるが,そのなかで,ある匿名出版社員の,わちきの興味を引いた一節。 いまのアマゾンさんの不安点を挙げるなら,(中略)やはり「マーケットプレイス」です。 あれは著者,出版社に直接の利益はまったくない。 ふーん。 うん,まぁ,出版・書店業界の既得権益という点からいえば,それぞれ妥当な見方だろーけどわ

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  • 館界スキャンダル 著者標目の生年がなくなる - 書物蔵

    jun-jun1965さんの「二人の松井みどり」という記事をみたら,日の学者にしては非常にめずらしくOPACの名称典拠(の機能を正しく使おうとしていること)に言及があった。 それで思い出したんだけど… 手許に,図書館界でも誰が読んでいるんだか不明の連絡誌(のコピー)がある(まぁ都立の目録屋さんは読んでいると言っていたが)。 『全国書誌通信』122号(2005.11) これは,national bibliographyのデータを作っている部署が出している通信誌。 「目録情報と個人情報について:個人名標目の運用方針」という記事にこんな記述が。 従来は同名異人を区別する必要がない場合でも生年の付記を行ってきたが,今後,新しく典拠レコードを作成する標目については,同名異人の標目が存在する場合にだけ付記事項とする。ただし,没年が判明した場合には,同名異人の標目が存在しない場合でも生没年を付記事項と

    館界スキャンダル 著者標目の生年がなくなる - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2006/03/28
    遠い未来、誰が苦労して入れることになるのか、永遠に失われるか…
  • 悪の帝国の悪の制度「中央図書館制度」! - 書物蔵

    G.C.W.さんが県立と市立の機能分化について論じている。あいかわらずスルドイのー。この方(あったことナイが)問いがするどいので,つい,答えを出したくなってしまふ。正しい問いをたてられる,ちゅーのは特技のひとつだわさ。 んで,ここに勝手にレスを。たしか,一部に異常にウケた「日レファレンス史のミッシングリンク」も,氏の疑問的片言隻句にインスパイアされて書いたのだった…) この話題も図書館史のオモシロネタの宝庫なのだ。できれば隠しておきたい(^-^;)んだけどちょっとだけ。 中央図書館制度 GCW氏はこう推察している,県立図書館の機能強化や県レベルでのネットワーク構想を業界人があんま考えたがらないのは,戦前の中央図書館制度への忌避感があるのではと。 「中央図書館制度」は悪の帝国の悪の制度ぢゃ! とゆーことに今の通説ではなってをる。 手近にある図問研の大辞典によれば,昭和8(1933)年7月1

    悪の帝国の悪の制度「中央図書館制度」! - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2006/03/16
    あ、日付を変えて再掲載
  • いま・ここにある図書館戦争(『図書館戦争』の感想 2) - 書物蔵

    ログをみてみると,こんな過疎ブログに,「有川浩」「図書館戦争」で結構,ヒトがくる。図書館員には,このを読んではしゃぐな,って言ったけど,わちきは現役図書館員じゃないから,図書館戦争ではしゃいでみますた(・∀・)ニヤニヤ ちなみに『図書館戦争』と無関係に1年前から使ってきた「図書館戦争」って表現は,わちき(書物奉行)の創案ね。図書館戦争ならぬ,図書館<大>戦争。もちろん「妖怪大戦争」みたいなもん。 右の画像はほんものの図書館手帳ね(後述)。 んではヨタ話のはじまりはじまり〜(・∀・)/ 〜〜〜 「図書館戦争」いやーまじスゴイはこれ。 読者は,すごいイマジネーションだ,なんてすっかり思いこんでるけど,著者はフィクションを書いてるフリをしてるとしか思えないよ,わちきには。 だって,この小説で使われてるプロットやアイテム,そのまんま,この現実世界にあてはめられることばかり。 もしかして著者はわ

    いま・ここにある図書館戦争(『図書館戦争』の感想 2) - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2006/03/12
    ついにアップ。予想に違わぬ大作。
  • なまぐさ図書館政治ネタ - 書物蔵

    あるところで館界ネタ(おもに公共図書館)を仕入れる。 図書館協会が,徹底抗戦(玉砕)派でかたまってしまってるから,委託後・指定管理後のほんとうの現場のことって『図書館雑誌』を読んでいるだけじゃわからない。 徹底抗戦派が,ほんとうの現場をはなれ,協会などに集っているのに対し,現場では,ノウハウをもった元公務員の司書が受託会社への転職してるという。公務員のままだと税務その他の部門へ異動することになるが,転職すれば図書館員でいられるから。図書館言説空間をおいてきぼりにして,ほんとうの現場は急速にかわりつつある。 ところで,改革派の先生がたは最近なにをやっているのかと思ったら… 門下省の「これからの図書館の在り方検討協力者会議」ってのに出てたのね。ぜんぜん知らんかった。もっと『図書館雑誌』でとりあげるべきなんじゃないかなぁ。むりか… で,門下省の当該HPをみてみると,「すべてのまちに図書館を」って

    なまぐさ図書館政治ネタ - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2006/02/23
    図書館員は非正規雇用者が多いから
  • 『図書館戦争』の感想 - 書物蔵

    有川浩という小説家のSF「図書館戦争」を読了す。 おおむかし「図書館戦隊ビブリオン」ってのがあって,ちょっと大人には読めないもの(文字通りこどもだまし)であったので,これもまた,と危ぶんでいたけれど,意外にエンタメ文学として成立していたので読めた(深みはないけど)。そういうものとしておおいに読むがよろし。 しかしなー,これを読んだ図書館員がはしゃぐのが目にうかんでウツになるよ。 というのも館界は,もはや,船橋西図書館焚書事件やら,「図書館の発見(新版)」の後の時代になってしまっているから。はしゃいでる場合じゃないよ… 反検閲運動の擁護者としての専門職「司書」神話とか,日野図書館の神話ってのが,目に見える形で瓦解した後の時代を現在ただ今の図書館員は生きている。決してそれらの前の時代じゃないよね今は。 2つの神話にのっかったこの小説を手放しで喜ぶ業界人,図書館人がもしいるとすれば,そいつぁよっ

    『図書館戦争』の感想 - 書物蔵
  • 小谷野敦「図書館の理不尽」を読み,日本資料保存論の跛行性を想う - 書物蔵

    なんか同じ「はてな」に小谷野さんがいることだし,わちきも図書館趣味なんで,図書館に文句を言っているという話を聞き及び『文学界』を読んでみた。 はしょると… 明大の図書館を便利に使っていたが,(事務局の)禁煙ファシズムで明大を追い出されて東大図書館を使わざるをえなくなった。 ところが東大図書館はコピーの料金カードが書庫内と外で違っていて,面倒くさいことおびただしい。そのうえ,むやみに「禁複写」のラベルがべたべた貼られている。さらには,対応した図書系職員(まぁ一般には司書ですね)も,美人系だがはなはだ冷たい対応 というところ(あくまで要旨。立ち読みなんで…(^-^;)) えーっと。 東大図書館員からみると,小谷野先生は問題利用者にみえるのだろうということは推察されますが,わちきは図書館趣味者にすぎないんで,第三者的な見方をしますと 小谷野先生のクレームはかなりイイ線いってると思いますです〜 司

    小谷野敦「図書館の理不尽」を読み,日本資料保存論の跛行性を想う - 書物蔵
    Hebi
    Hebi 2005/09/11
    >司書資格は,卒論の単位取得で初めて発効さすべし