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ブックマーク / yamdas.hatenablog.com (11)

  • それでもボクはやってない - YAMDAS現更新履歴

    それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組) [DVD] 出版社/メーカー: 東宝発売日: 2007/08/10メディア: DVD クリック: 120回この商品を含むブログ (95件) を見る 『Shall we ダンス?』(asin:B000IU39ZK)はワタシも大好きな映画で、その周防正行監督が痴漢冤罪についての映画を撮るというニュースを耳にしたときは当惑したのを覚えている。 痴漢冤罪がテーマではコメディーにならないし(もちろんやることは可能だが、周防正行はそういう映像作家ではない)、12年ぶりの新作がそれで大丈夫だろうか、自分の作風を見失っているのでは、と期待よりも不安が先に立った。 ワタシは甘かった。周防正行は痴漢冤罪事件と裁判を正面から余すことなく描ききっている。作のような大ヒット作になりえない題材の映画化を実現させた製作者に敬意を表したい。 ワタシ自身は拘留

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  • フィリップ・マーロウのすべってる話 - YAMDAS現更新履歴

    実に二年以上のブランクを破っての「世界文学全集」第三回目は、レイモンド・チャンドラーの『長いお別れ』である。 長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1)) 作者: レイモンド・チャンドラー,清水俊二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1976/04/01メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 89回この商品を含むブログ (231件) を見る この作品に関しては何度も(裏表紙にあるように)「畢生の傑作」と書いてきたので今更こんなことを書くと意外に思われるかもしれないが、畢生の傑作である。ロバート・アルトマンによる映画版は、原作を見事に崩した佳作でこちらもお勧め。 さて、チャンドラーの文体には気取ってるといった批判があり、それに対してはワタシはむきになって反論するわけだが、「章の終わりごとに警句じみた一文をひねり出そうとする」というのは、例えば以下のようなものを指しているのだ

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    Hebi
    Hebi 2006/07/05
    マーロウでも動揺するんだな…読んでるこっちが動揺しすぎて全然分かってなかったけど
  • 私がWikiを嫌いな10の理由 - YAMDAS現更新履歴

    a little madness - 10 Things I Hate About Wikis エントリのタイトルを「10の理由」にこじつけてみたが、流行りに10日以上出遅れてますよ! zutubi という企業の創業者によるブログは、一躍このエントリで脚光を浴びたのだが(コメント欄には PhpWiki の作者 Steve Wainstead や SourceLab の Alex Bosworth も参戦している)、ここで挙げられている Wiki の嫌いなところは以下の通り。 ひどいドキュメントを作成する安易な手段になっている ズバリWikiWord。一つの単語でもリンクにしてくれよ Wiki毎に記法が異なる コンテンツマネジメントの暗黒時代の再来になる ナビゲーションがお粗末 Wiki記法では構造化されたデータの作成への対応が難しい ブラウザのテキストエリアでの編集がダメダメ バージョン管

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  • イギリス本屋大賞が発表される - YAMDAS現更新履歴

    すいません、「屋大賞」はウソで、British Book Awards です。イギリスではのアカデミー賞と言われ、"the Nibbies" の愛称で知られているとのこと。 で、Book of the Year には、日でも来月発売予定の J.K.ローリング『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が輝いている。 ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6) 作者: J. K.ローリング,J. K. Rowling,松岡佑子出版社/メーカー: 静山社発売日: 2006/05/17メディア: ハードカバー購入: 9人 クリック: 68回この商品を含むブログ (510件) を見る ただこのには山形浩生が厳しい評を書いていたが。もっともワタシはハリポタシリーズ自体まったく読んだことないので何も書けません!(ダメじゃん) せっかくなので他の部門の受賞者も

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    Hebi
    Hebi 2006/04/18
    British Book Awards
  • 教科書には載らない「研究者の個人ホームページの歴史」年表 - YAMDAS現更新履歴

    ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ブログ版)でおなじみ岡真さんが、『これからホームページをつくる研究者のために』というを刊行されるそうで、そのサポートブログができているのだが、そこに「研究者の個人ホームページの歴史」年表が公開されている。 ばるぼらさんの『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』と重なる部分もあるが、いずれにしてもこうやって年表を見ると歴史の重みを感じてしまう。 ワタシはこうした歴史関係には詳しくないのだが、「誤りの指摘や情報の追加提案を歓迎する」とのことなので見つけた方はコメントすると良いと思う。

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  • YAMDAS更新、もしくは約二年ぶりのティム・オライリー翻訳 - YAMDAS現更新履歴

    Technical Knockout にバイオニック・ソフトウェアを追加。Tim O'Reilly の文章の日語訳です。 今月はじめの O'Reilly Emerging Technology Conference でティム・オライリーが行った講演タイトルとなった bionic software を説明するエントリで、今更という感じもするが、二年以上彼の文章を訳していないのに気付いて何か訳したかったので。そういえばティム・オライリーがビル・ゲイツと対談するという晴れ舞台もあったとな。 bionic software については、文に伊藤直也さんの「ETech 2006 レポート」を併せて読めば読めば十分かと思う。もっとも文に書かれるトレンドに対して「Web 2.0 では、アプリケーションが手前らを利用するんだよ!」という声も出るのだけど。 あと情報集約に関係して Folksonomy

    YAMDAS更新、もしくは約二年ぶりのティム・オライリー翻訳 - YAMDAS現更新履歴
    Hebi
    Hebi 2006/03/31
    >「Web 2.0 では、アプリケーションが手前らを利用するんだよ!」
  • 図書館が所蔵する書籍トップ1000 - YAMDAS現更新履歴

    O'Reilly Radar で、OCLC(オンラインコンピュータ図書館センター)に入っている図書館が所蔵する書籍トップ1000リストを知る。 とりあえずその中でもトップ10を紹介すると以下の通り。 『聖書』 Censusって国勢調査とかのこと? 『マザー・グース』(asin:4061331485, asin:4061331493, asin:4061331507, asin:4061331515) ダンテ『神曲』(asin:4087610012, asin:4087610020, asin:4087610039) ホメロス『オデュッセイア』(asin:4003210247, asin:4003210255) ホメロス『イリアス』(asin:4003210212, asin:4003210220) マーク・トウェイン『ハックスベリー・フィンの冒険』(asin:4003231155, asi

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  • 「はてなSNS」でなく「はてなポータル」を目指すべきではなかったか? - YAMDAS現更新履歴

    はてラボが始まってそれなりに経つが、遊んでみる時間が取れない……というのはちょっとウソで、そこで公開されているサービスがピンとこないから手をつけていない。唯一はてなワンワンワールドには指が動くが、これなどやりだすときりがなさそうだし、となると上に書いた時間の問題が頭をもたげる。 さて、一部ユーザの間ではてなSNSに対する不快感が高まっているらしい。 大和但馬屋日記 - はてなSNSの公開をやめてくんねえかな 大和但馬屋日記 - ワシは自己の発言の責任範囲を明確にしたいと望む者である 灰色港 - 2006年2月の黄昏 - はてなSNSで五秒前 はてなアイデア - はてなSNSのユーザーページは、そのユーザー人によって表示・非表示を設定できるようにすべき。SNSの反感がメインサービスに影響するまでに膨らんで来ている。(コメント欄参照) うーん、正直どうしてそこまで反感・不快感を持つのかよく

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    Hebi
    Hebi 2006/03/02
    正面切った指摘。/はてラボだからという予防線と、そこを無視してつっこみまくるユーザーと。/カスタマイズできるとぱっと見どこに何があるか分からないという、使い勝手の問題とのかねあいが微妙かなぁ。
  • mhattaのPodCastにゲスト参加した - YAMDAS現更新履歴

    mhattaのPodCast第13回「気まずい四人スペシャル」にゲスト参加した。シュッシュッ神こと八田真行、ヨコタンこと P2P Today 横田真俊(id:kozai)、そしてモヒカン族族長 id:otsune に加わり、なぜかワタシも上ずった声で喋っている。 昨年ぐらいから自分で書くなり訳すなりした文章でなく自分自体が目立つのが心底嫌になり、そうした機会はできるだけ避けてきた。以前にも八田さんから出演依頼があったのだが、そのときはお断りさせてもらっている。 今回承諾したのは、YAMDAS Project が8年目に突入した記念、ではまったくなく、何より『デジタル音楽の行方』のためである。できるだけいろんな人にこのを知ってもらうためできるだけ宣伝に努めようと思ったからである。 などといった前置きはよいとして……結果、ズタボロである。元々こうした喋りはダメだと分かっていたとはいえ、それで

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  • iNTERNET magazine 2006年1月号 - YAMDAS現更新履歴

    iNTERNET magazine 2006年1月号 make innovation with technology ! [雑誌] 出版社/メーカー: インプレス発売日: 2005/11/29メディア: 雑誌 クリック: 3回この商品を含むブログ (8件) を見る 今回の特集は「新潮流! Web 2.0」である。最近の RSS 特集、ポッドキャスト特集もそうだが、この雑誌は、「ワンテンポ遅れたど真ん中」を特集するのをねらい目にしているのだろうな。つまり、ウェブでカリカリ情報収集している層でなしに、そこまではやらんがこうした動向をじっくり押さえておきたいというもう少し上の層をターゲットにしているという。もしそうでなければ、それはそれで問題だが。 そうした意味でティム・オライリーにインタビューし、そして彼の(CNet Japan に翻訳された)Web 2.0 についての文章をあえて全文転載する

    iNTERNET magazine 2006年1月号 - YAMDAS現更新履歴
    Hebi
    Hebi 2005/12/01
    >夕刊フジのインタビューで近藤社長は、「ネットに強い人たちがひけらかす“強さ”が嫌い」と語っているが、自分たち自身がその言葉を裏切っているかもしれないと考えたことはないのだろうか。
  • 人生二度目の葬式参列 - YAMDAS現更新履歴

    週末は幼馴染みの父上の葬式があったりして、コラムを書き上げることができなかった。明日か明後日には公開したいところだが。 お葬式への参列は二度目だったが、一度目はその幼馴染みの祖父のときだった。なんということだろう。 二度目の葬式というと、『ニューヨーク・ストーリー ルー・リード詩集』に以下のような述懐がある。 セント・パトリック教会のミサのとき、アンディにもう二度と会えないと思い知った。どういうわけか、私は彼がそこにいることを期待した。彼が最後の仲間たちに取り囲まれ、にこにこしながら、「やあ。どこへ行ってたの?なぜ連絡をくれなかったんだい?」と言いながら。私にとって、二度目の葬式であり、二度目の通夜だった。(194ページ) アンディというのは言うまでもなくアンディ・ウォーホルのことで、一度目はルーの詩作の師であるデルモア・シュワルツ。 はじめてこれを読んだときは、四十台半ばで葬式に二度しか

    人生二度目の葬式参列 - YAMDAS現更新履歴
    Hebi
    Hebi 2005/07/11
    葬式の時って本当にこういう感覚がある>どういうわけか、私は彼がそこにいることを期待した。
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