安倍首相、地方票3分の2うかがう=自民総裁選で都道府県連幹部-時事通信調べ 2018年09月08日16時02分 20日投開票の自民党総裁選について、時事通信社は全国の拠点を通じた調査などで情勢を探った。連続3選を目指す安倍晋三首相(総裁)は、国会議員票の8割超を固め、党員らによる地方票も3分の2の獲得をうかがう勢いで、圧倒的に優位な状況だ。石破茂元幹事長は頼みの地方票でも劣勢で、厳しい戦いを強いられている。 調査は8月下旬以降、47の党都道府県連幹部を対象に実施。それぞれの都道府県内の党員の候補者別の支持比率見通しを尋ね、これを基に得票予想を算出した。8月末に出馬断念を表明した野田聖子総務相の支持比率は算出から除き、県連ごとに実際の投票率が異なることは考慮しなかった。国会議員票の動向は別途取材した。 総裁選は、国会議員票と地方票各405の計810票で争われる。 調査結果によると、首相支持の