広告主として新聞にチラシを出していたクリニックを営む医師が、今年7月、(株)アルファ・トレンドという広告代理店に訴えられた。チラシ35万枚分の手数料として192万円が未払いになっているから払え、というものだった。医師はこの代理店に対し、どの地域に何枚のチラシを割り当てたかを示すデータを過去にさかのぼって出すよう求めたが、代理店が応じなかったため、チラシ代金の支払いをペンディングしていたのだ。新聞社および代理店側が実売部数を隠している限り、チラシ料金の過大請求の疑いは晴れず、広告主による代金支払い拒否は続出するはずだ。(訴状は末尾でPDFダウンロード可) 大阪市でクリニックを営む松岡潔(仮名)医師は、去る7月、大阪地裁から1通の訴状を受け取った。松岡医師を訴えたのは、(株)アルファ・トレンドという広告代理店である。 大阪読売広告社の元社員・小西達夫(仮名)氏が代表取締役を務める会社で、ミニコ
ポスティング業者に流れる折込チラシ 新聞社衰退のシナリオが見えてきた 2007年05月13日21時00分 / 提供:MyNewsJapan 写真拡大 朝日新聞社が自社の新聞に折り込んだチラシ。速報性のなさが新聞ばなれの原因にもなっている。 新聞販売店の売上の半分を占めるのも当り前となっている「折込チラシ」収入。ところが最近、新聞の読者ばなれが進み、チラシが届かない世帯が増えたため、チラシを全戸配布するポスティング業者が台頭しつつある。そんななか、なんとポスティング業者の大半がチラシの自動折込機を入手できないという事態になっている。これは新規参入を恐れる新聞社の嫌がらせと見られるが、虚構の新聞経営が崩壊に至る末期の悪あがきといってよい。 【Digest】 ◇新聞折込では全戸配布できない ◇ポスティング業者に対する参入妨害も発生 ◇購読者は26/200世帯だけ ◇販売店の資本系列化で本体にも甚
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