2007年通常国会における国会議員の発言文字数、発言回数等をカウント、分析したところ、参院比例選出議員は、衆院小選挙区選出議員の2.3倍も発言していることが分かった。地元対策の必要度などから、選挙区の広さと国会での発言量は反比例するようだ。また、小泉チルドレンの平均発言量は予想どおり低調で、“タックル議員”はテレビだけでなく国会でも2.1倍発言していた。「しつこさ」(1登場あたりの平均発言回数)一位は松井こうじ議員だった。 【Digest】 ◇比例議員の働きは選挙区の7割増し ◇参院比例は、衆院小選挙区の2.3倍 ◇小泉チルドレンの働きは予想どおり低調 ◇「しつこさ」一位は松井孝治議員 ◇“タックル議員”は2倍働く (本稿は『週刊東洋経済』2007年10月6日号「数値データでわかった!働く議員VS働かない議員」の原文です。前編はこちら。) ◇比例議員の働きは選挙区の7割増し 発言量を様々な