衆参国会議員の公設秘書「兼業」実態を調べたところ、計124人がトータルで年6億円超も兼業で稼いでいることが分かった。なかでも最も悪質なのは、エコカー補助などを通じてトヨタに税金を流し、その代わりにトヨタから、トヨタ社員(トヨタ系労組の専従職員)2人とその給与(年間計1236万円)の提供を受けている直嶋正行・経済産業大臣だ。秘書には、税金からも高額の給与が二重に支払われている。ワースト2位も同じ構図で、トヨタのロビイスト的な存在である古本議員。法律で「原則禁止」とされる秘書の兼業が、政権中枢で堂々と行われ、政策を歪めている。(兼業秘書全リストは末尾でダウンロード可) Digest 兼業の必要がない水準が国費で払われている 閉ざされた公設“秘書兼業”情報 公設“兼業秘書”124人、報酬6億円超 兼業秘書“税金還流”ワースト1はトヨタ直嶋経産相 ワースト2もトヨタ族議員 ワースト3:国民新・松下