日本郵政の西川善文社長の更迭を求める鳩山総務相に対し、自民党の4日の派閥総会などで批判が相次いだ。 麻生派の中馬弘毅座長は「最終的には麻生総理にお任せし、その決断に我々も従っていく」と強調。伊吹派の伊吹文明会長は「人を批判したら国民は拍手喝采するかもしれないが、政権担当能力を付与してくれるほど甘くない」と鳩山氏を批判した。 民営化推進派の中川秀直元幹事長も記者団に「内閣一体として適切な結論を出していただけるだろう」と述べ、鳩山氏を牽制(けんせい)。鳩山氏も出席した党代議士会では、小泉チルドレンの中川泰宏衆院議員が「指名委員会は(続投を)決定した。それを内閣が変えるなら、明日解散し国民の民意を聞く。もしくは1人で騒いでいる鳩山総務相にお辞めいただく」と辞任を要求した。 日本郵政の社長人事の混迷については、経済界も懸念を強めている。 経済同友会の桜井正光代表幹事は2日の会見で「社長人事