読売新聞が3月31日から、実質的な値上げに踏み切った。「メガ文字」に拡大することによって、文字数、つまり情報量を約20%削減。要するに、これまで5つ入りだったお菓子を4つ入りにしたのに価格は据え置いた、ということになる。視力が衰えた中高年に迎合した形で、若者の新聞離れがますます加速しそうだ。 3月31日、出張先のホテルのフロントに、毎日新聞と読売新聞が、1メートル以上、山と積み上がっていた。無料配付キャンペーンだそうだ。チェックアウトを延長したので時刻は14時過ぎ。これらも「押し紙」と同様、誰に読まれることもなく、リサイクル場や中国に渡るのかと思うと、新聞の凋落がよくわかる。 そんな朝刊2紙を久しぶりに手に取ると、毎日新聞はページ数が少ないうえに読むところがなく、30秒で棄てるほかなかった。月曜日だからニュースが少ないのだろうが、惰性で出しているとしか思えない紙面作りだ。 一方、読売新聞は
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