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現実主義と片面講和に関するI11のブックマーク (1)

  • 丸山眞男からの一言

    今回は、政治学者の故・丸山眞男からの一言を紹介します。といっても、それは、いまから55年前に書かれた一つのエッセイです。雑誌『世界』の1952年5月号に寄せられた「現実主義の陥穽」と題するこのエッセイは(丸山眞男『現代政治の思想と行動』に所収)、当時支配権力側が選択した、ソ連などを排除しての「片面講和」、それとセットの日米安保、そして日再軍備さらには「改憲」へのうごめき、という状況のなかで、「全面講和」、非武装中立という憲法の原点に立った主張に対して、「非現実的だ」という非難が浴びせられたことについて、そうした論じ方自体の問題性を鋭く「警告」したものです。 なぜいまさらそんな古いものを持ち出すのか、と思われるかもしれませんが、いまもまた、「憲法は現実にそぐわなくなった」とか、「非武装平和など非現実的な戯言だ」とか、9条「改憲」へのうごめきのなかで、やはり、憲法の平和主義を「非現実的」の一

    I11
    I11 2008/05/06
    「現実だから仕方がない」という言葉の裏にある所与性と「現実を直視せよ」という言葉の裏にある一次元性。
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