インターネット上で児童ポルノのダウンロードサイトを運営したとして、警視庁少年育成課などは、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的所持)の現行犯で、神奈川県相模原市の医療系財団法人職員、鈴木直容疑者(47)を逮捕した。同課によると、鈴木容疑者は「小遣い稼ぎでやった。80人から4万円集めた」と容疑を認めている。 逮捕容疑は、9月29日午前8時20分ごろ、自宅で14〜16歳の女児の裸を映した動画の入ったパソコン1台を、提供目的で所持していたとしている。 同課によると、鈴木容疑者は昨年7月ごろから、年会費500円で動画が自由にダウンロードできる「処女喪失動画ダウンロードセンター」というサイトを運営。鈴木容疑者の自宅パソコンからは動画132本が見つかっており、このうち20本が児童ポルノとみられるという。 今年8月に「タイトルが怪しいサイトがある」との情報提供があり、警視庁が捜査していた。