鳩山内閣の閣僚たちの発言のブレや閣僚間の齟齬が目立っている。 しかしどの大臣も一生懸命仕事に取り組んでいることだけは伝わってくる。 野党(自民党や公明党)・メディアは”閣内不一致”などと非難の声を上げるが、筋違いである。 憲法は、「内閣は連帯して国会に対して責任を負う」と定めている。 しかしこれは閣議決定のときに全閣僚が一致すればいいことで、途中の意見の不一致など問題にすることはない。 ただそれによって要らざる混乱をもたらす恐れはあろうが、それも程度の問題である。 かえって問題の在りどころが明らかになるという効能もある。 ただ混乱をいたずらに長引かせることはよくない。 適当なところで収拾を図ることは必要である。 リーダーシップが要求されるところである。 もっとも、閣内で発言のブレが目立つ一人が鳩山首相自身であるというのもご愛嬌である。 ブレないのが小沢一郎幹事長である。 生の声がほとんど伝