盗聴法に反対する市民連絡会です。 驚くべき事態がおきています。 警察庁は9月6日、「ぐ犯少年」に対して警察の任意調査権を明記した「少年警察活動規則の一部を改正する規則案」を発表しました。 この「ぐ犯少年」に対する調査権は、今年の通常国会で審議された少年法「改正」案にふくまれていましたが、あまりにも問題が大きいということで批判され、削除されました。ところが、警察庁がその「ぐ犯少年」に対する調査権を「少年警察活動規則」で復活させようとしています。 これは立法府に対する警察の挑戦ともいうべきものです。 虞犯少年とは、罪をおかしたわけではなく、「家によりつかないなど一定の事由があって将来犯罪をおこすおそれのある少年」のことです。少年法は、少年の「健全な育成」という対場から「ぐ犯少年」に対する警察の調査権を認めていません。 盗聴法(組織的犯罪対策法)に反対する市民連絡会で