ヤンキーvsロリータ 下妻物語 スタンダード・エディション [DVD] 出版社/メーカー: 東宝発売日: 2004/11/26メディア: DVD購入: 2人 クリック: 72回この商品を含むブログ (739件) を見る去年の女の子映画と言えば、『下妻物語』である。『世界の中心で愛をさけぶ』と『ハウルの動く城』に話題を独占された去年の邦画界であったが、このエッセイで取り上げる女の子ネタで言えば、『下妻物語』を措いてほかにはない。 監督がCF出身の人だからか、スパスパとした激しいカット割りやギャグの連発は、マンガに近いセンス。挿入されているアニメもキッチュな効果を上げている。何よりも、茨城の田舎にロリータにヤンキーという確信犯的設定で、ほとんど成功しているようなものだ。原作が優れているせいだろうが、安野モヨコあたりのマンガであってもおかしくない。 ガーリーテイストはいろんな分野でこの十年出てき
2月18日、元MALICE MIZERのMana(MALICE MIZER~Moi dix Mois)がプロデュースするクラシック・ロリータのチェロ・ボーカリスト、分島花音(ワケシマカノン)の1stアルバム『侵食ドルチェ』がリリースされた。 クラシックの要素とエレクトロニカが不思議に融合したサウンドと、そのミステリアスさがゴシック・ロリータ(通称ゴスロリ)のファン層を中心に話題を呼び、オリコン・デイリー・チャートでは初登場19位(2月18日付)を記録した。 急激に注目を集めだした分島花音だが、このムーブメントは一足早く海外で起きていた。 アニメや“visual-kei”(ヴィジュアル系)を中心としたジャパン・ブームが過熱するフランス・パリにおいて、visual-keiの第一人者かつゴシック・ロリータの教祖として、現地でも絶大な人気を誇るのがMana。そのManaのプロデュースである上に、ヨ
国立新美術館でおこなわれている文化庁メディア芸術祭のテーマシンポジウム「マンガとアニメの未来」に行ってきました。 出演者は浜野保樹さん(東京大学大学院教授/メディア芸術祭運営委員)、細萱敦さん(マンガ研究家)、幾原邦彦さん(アニメーション監督/アニメーション部門審査委員)の三人。 多分、どっかにこのシンポに関しての詳しいレポがあがると思うので、僕はアニメと幾原邦彦監督の発言に関してだけ、書いていきたいと思います(アニメ系ブログだし)。下に書いているのは、メモったものを書いたもので、かなり断片的なものです。幾原監督の発言と異なっている部分もあると思います・・・。 最初は浜野保樹さんのヨーロッパでのアニメとマンガの現状について、次に細萱敦さんの海外でのマンガの現状、そして幾原邦彦監督の現在のアニメに関して。 ・ハリウッドで「鉄腕アトム」や「鉄人28号」や「ガッチャマン」などがCGアニメーション
[Goth Chic--A Connoisseur's Guide to Dark Culture] Gothic is sophisticated barbarism. It is a passion for life draped in the symbolism of death. It is a cynical love of sentiment. It is a marriage of extremes such as sex and death. It uses darkness to illuminate. It believes duty is vain, and vanity to be a duty. It is the compulsion to do the wrong thing for all the right reasons. It is a yearnin
[Goth Chic--A Connoisseur's Guide to Dark Culture] by Gavin Baddeley ゴスロリ少女のルーツもわかる まじめなゴス研究書 サブカルチャーを語るのは難しい。どう論じても、それはアウトサイダーの理屈でしかなく、結局は本質から外れてしまう。 日本には「おたく」というサブカルチャーがあって、その実体について議論が盛んだが、結局、おたく文化とは、「おたくがそのときどきに興味を持っているものの総体」と定義するしかないものだ。「饅頭とは饅頭的なものの総体である」といっているのと同じで、じゃあ何が饅頭なんだよ、と突っ込まれるのは必至だが、ほかには表現のしようがないと思う。 欧米の「ゴス」というサブカルチャーにも似たようなところがある。ゴスはロックのジャンルでもあるが、イギリスのゴス専門レーベル、ナイトブリードの主催者、トレヴァー・ブラム
年末にこんな記事が話題になってブクマが飛ぶようについていました。 オタク商品研究所plus: コミケのモラル コミケは楽しかったのですが、女装が増えて大変不愉快でした。 あは、すみません。その不愉快なヒトリです。 コスチューム好きとしては、制服をそれに見合った職種の人が着るから100%の効力を引き出すわけです。これを良い女子が着ることは、かなりのレアイベントなのです。 女装コスの人は「コスを着た女の子が好きなのか」「「コスを着た女装男が好きなのか」どっちなんでしょう? 両方です!っていうかコスチューム好きなんだから両方です! 前者は「自分が可愛いヒロインになりたい」というなら一兆歩ぐらいゆずって、まだ心情をくみ取る努力はしますが、後者ならただの「変った性欲趣味者」だと思うのです。 後者が好きだからこそ、同類に向かって何か発信できれば、みたいな気持ちがないわけではない。しかし、それを目指すの
【独占インタビュー】「服の面白みを自由に味わってもらいたい」 ゴスロリブランド「BABY, ★THE★STARS★SHINE BRIGHT」の試み 【「STビジネス」第11号より抜粋】 ■バーチャルワールドで起きる新たな「融合」 嶽本野ばらの小説を原作に深田恭子、土屋アンナ主演で2004年に映画化された「下妻物語」を覚えているだろうか。この映画に欠かせないのが深田恭子演ずる主人公「竜ヶ崎桃子」が着用していた「ロリータ・ファッション」である。 レース、リボン、フリルなどを多用したファッション・スタイルは少女的な可愛さを好む女性に強く支持されている。この作品に実名で登場したブランドが「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT(ベイビー ザ スターズ シャイン ブライト)」(以下、BABY)だ。BABYは、主に中世趣味から始まったスタイル「ゴシック」と「ロリータ」が融合した「
HANGRY & ANGRYの次回ライブが2009年1月23日に渋谷eggmanで開催決定。彼女たちのパフォーマンス・プロデュースを手がけるIZAM率いるalcali-5、そして北出菜奈と対バンライブを行う。 IZAMはHANGRY & ANGRYとの共演について、「可愛くも頼りがいのある妹分達と熱いライブにするぜぃ☆」とコメント。1stライブ以上に熱いステージが期待される(写真は11月28日、渋谷C.C.Lemonホールでの1stライブより)。 大きなサイズで見る(全2件) 今年はヨーロッパでのライブも実現した北出菜奈。HANGRY & ANGRYやalcali-5を相手にどのようなパフォーマンスを披露するのか、ファンならずとも注目だ。 大きなサイズで見る(全2件) このライブはalcali-5主催によるミクスチャーライブイベントの第4弾。昨日11月28日に渋谷C.C.Lemonで初ライ
ここ数年、さまざまなメディアに登場する「Cool Japan」。当初はアニメやゲームといった「オタクカルチャー」をイメージして語られることが多かったが、近年はファッションやポップミュージック、テレビ番組など、そのジャンルを広げてきている。いったい、「Cool Japan」とは何なのか。そして次に世界を熱狂させる、新たな「Cool Japan」は何か? 各界の著名人や、業界の最先端にいる人たちに話を聞きながら、「Next Cool Japan」を探っていく。 作家・平野啓一郎が考える、クールジャパンの本質とは? 文学、映画、デザイン、ファッション、スポーツ……。連載「私が勝手に好きなモノ」でも、幅広いジャンルにわたって、深く鋭い分析を行っている平野啓一郎さん。文化庁の「文化交流使」として2005年には1年間パリに滞在していたこともある。 「クール・ジャパン」とは何か、そして次に来る「ネクスト
リアルにロリータな年齢の小学生2人組が、ゴスロリファッションで深夜アニメのテーマソングを歌いまくる……。そんなユニット、その名も「moon drop」が、ディープなアイドルファンに人気を呼んでいる。メンバーはみやびちゃんとなるみちゃんで、共に12歳。現役の小学6年生だ。オリジナル曲もあるものの、レパートリーのほとんどが『Saint October』『ご愁傷さま二ノ宮くん』『さよなら絶望先生』など、深夜0時以降にUHF局などで放送されていたマニアックなアニメのアレンジ曲ばかり。 小学生なのに、どうしてそんなアニメを知ってるんですか?(ふたりのライブ動画はこちらから) みやび「2人ともお母さんがアニメ好きで、録画してくれるんです」 なるみ「今は、『らんま1/2』にハマッてます!」 なるほど、親御さんの影響なんですね……と思いきや、「小2の時に『一生のお願い!』って頼み込んで『球体関節人形展』に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く