消えるメッセージという奇妙なアイデアをメッセージングアプリに投入した「スナップチャット」は、二人の若き創業者たちに巨万の富をもたらした。 共同創業者のエヴァン・スピーゲルCEO(26)とロバート・マーフィーCTO(28)の2名はそれぞれ、22.4%のスナップ(スナップチャットの運営会社)株を保有している。同社は新規株式公開(IPO)に向けて2月2日、上場申請書類を提出した。スナップの評価額は180億ドル(約2兆円)で、フォーブスはスピーゲルとマーフィーの資産額をそれぞれ40億ドルと算定している。 この持ち株は2016年12月31日時点のものであり、制限付き株式や、上場に向けてのオプションは含んでいない。スナップの広報担当者は二人の持ち株についての言及を避けた。 上場目論見書によるとスピーゲルには、上場承認と同時に新たに3%の制限付き株式(RSU)が授与される。このオプションは彼が同社の上場