SAFe(セーフ、Scaled Agile Framework)は大規模向けのアジャイル開発フレームワークである。ソフトウエア開発だけでなく組織活動にまでアジャイル開発の考え方を拡張していることが特徴だ。ここでの組織は、製品やサービスを開発する事業部門から最大で企業全体までを想定している。 最新版の「SAFe 6.0」が2023年3月に公開された。日本でもNTTデータグループや富士通、NEC、オージス総研、TISといったIT企業などが企業に対して導入支援をしている。デジタル変革(DX)を推進する企業が増える中、事業やサービス開発のスピードを向上させる手法として注目を集めている。 20年間でビジネス向けに進化 SAFeが作られたのは2011年ごろ。米IBMに買収されたソフト会社のRational Software(ラショナルソフトウエア)でシニアバイスプレジデントなどを務めていたディーン・レ
米国でのウォーターフォール採用は10%未満? 日本でアジャイルは普及する?…アジャイルにまつわる悩みに第一人者たちが回答【平鍋健児×市谷聡啓×岩瀬義昌】 2023.08.22 働き方 岩瀬義昌アジャイルチームイベント 永和システムマネジメント代表の平鍋健児さんとレッドジャーニー代表の市谷聡啓さんをゲストに迎え、NTTコミュニケーションズの岩瀬義昌さんがモデレーターを務めたECDW2023(※)のトークセッション「日本企業のアジャイル開発はなぜ失敗するのか?」では、質疑応答に視聴者からたくさんの質問やお悩みが寄せられた。 >>ECDW2023トークセッションの様子はこちらから 当日の質疑応答タイムで答えきれなかった質問に対して、後日改めてお三方にお時間をいただき、回答してもらった。今回はその内容をお届けしよう。 ※『エンジニアtype』が2023年6月21~25日に開催したテックカンファレン
最後は、「順番を決める」です。自分の目の前の仕事・勉強を、どういう順番でどうするのか、ということを明確にするのです。 集中力を高める方法3:明確な順番を決める みなさんが「集中できない!」とお悩みのタイミングって、大抵の場合は「最初の5分」なのではないでしょうか。 「やり始めたら案外、集中できるけれど、集中し始めるまでが長い」ということってありますよね。 もっと言えば、「机について仕事や勉強を始めよう」と思うそのタイミングまでが長くなってしまって、なかなか集中できる状態まで持っていけない、ということもあると思います。PCを起動しても、「ああ、今日も仕事面倒くさいなぁ」と、ちょっとダラダラしてしまう、という人も多いのではないでしょうか。 だから、「最初の5分」の集中ハードルを下げる工夫をすればいいのです。 そのために重要なのは、その仕事・勉強の「明確な順番」を最初に決めてしまうということです
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 富士通Japanは、災害現場で活動する消防士や救急救命士向けにスマートフォンを活用した情報統合共有システムを開発した。8月21日から提供を開始する。2025年度末までに消防本部30カ所への導入を目指す。 消防士や救急救命士は、現場活動において車両に設置した「AVM(Automatic Vehicle Monitoring)」と呼ばれる車載器で通報内容や指令内容などを確認しているが、固定式のため車両から持ち運べないこと、設置費用が高額なため全車両への設置が難しいことなどが課題となっていた。 「Fujitsu 情報統合共有システム Multi Mobile System for Fire department」は、119番通報に基づき通報内
関連キーワード 人事 IT業界において、有色人種の従業員はキャリアアップの面でさまざまな課題に直面している。IT人材採用コンサルタント企業Templeton and Partnersのマーケティングディレクターであるエイミー・トレジャー氏が挙げる課題の一つは、雇用者側が指摘しがちな「カルチャーフィット」(組織の価値観や理念に対する適応性)に関連しているという。どういうことなのか。 「この人は違う」が生む差別意識とは 併せて読みたいお薦め記事 連載:IT業界でD&Iが進まない理由 第1回:人種的マイノリティーの昇進を妨げる「ガラスの天井」の実態 第2回:「有色人種のITエンジニア」が直面する“不都合な真実” 業界が取り組むD&I 多様性、公平性、包摂性「DEI」の“押し付け”がむしろ分断を広げてしまう現実 「多様性のある人材採用」を口先だけにしないために“本当に大切なこと” 黒人技術者がほぼ
ビジネスリサーチラボ主催のセミナーより、職場での「成果主義」をテーマに、ビジネスリサーチラボ 代表取締役の伊達洋駆氏、フェローの黒住嶺氏が登壇した回の模様をお届けします。「成果」とは何を指すのか、「成果」で人を評価することは可能なのか、学術的研究の視点を踏まえながら解説されました。本記事では、パフォーマンス研究から見る「成果主義」の難しさについて語られました。 「パフォーマンス」の8つの属性 黒住嶺氏(以下、黒住):具体的に「パフォーマンス」は、従来の研究では8つの属性が提案されていました。すべて細かく説明はしないですけれども、少しだけ見ていこうと思います。 1つ目が「職務としてタスクの習熟度」ですね。まさに仕事として行うタスクです。2つ目が「職務に関連する周辺的な作業」ということで、例えばパソコンを使って行う作業であれば、Excelの作業というところは入ってくるかなと思います。 3つ目が
とある食事会で、ベンチャーキャピタルで働く方から、若い起業家志望者たちの様子を聴く機会があった。 曰く、最近の若手は、頭もいいし、やる気も情熱もある。 しかし。 事業を立ち上げるうえで、一番大事な「泥臭く営業をする」ことを嫌うという。 それがまさに、一番大きくて、一番解決しにくい課題なのだそうだ。 すると、その場にいた、起業家の一人も、それに相乗りするように言った。 「……若いとき、泥臭く営業することを覚えておいて、ほんとうによかったと思います。」 泥臭い仕事をしてきたようには全く見えない方だったが、その起業家は言った。 「若いときは散々「テレアポオリンピック」なんて言って、飽きるほどテレアポやらされました。ひどい仕事でしたけど。」 ベンチャーキャピタルの方はこう言った。 「営業ではなく、プレゼンか、ピッチとかばっかりうまくなってね。イヤでも何でもやらないといけないんですけどね……。」 ク
1985年、北海道生まれ。ADHD(注意欠如・多動症)と診断されコンサータを服用して暮らす発達障害者。二次障害に双極性障害。 幼少期から社会適応がまるでできず、小学校、中学校と不登校をくりかえし、高校は落第寸前で卒業。極貧シェアハウス生活を経て、早稲田大学に入学。 卒業後、大手金融機関に就職するが、何ひとつ仕事ができず2年で退職。その後、かき集めた出資金を元手に一発逆転を狙って飲食業界で起業、貿易事業等に進出し経営を多角化。一時は従業員が10人ほどまで拡大し波に乗るも、いろいろなつらいことがあって事業破綻。2000万円の借金を抱える。 飛び降りるためのビルを探すなどの日々を送ったが、1年かけて「うつの底」からはい出し、非正規雇用の不動産営業マンとして働き始める。現在は、不動産営業とライター・作家業をかけ持ちする。 著書に『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』(KADOKAWA
あんどう・こうだい/1979年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社NTTドコモを経て、ジェイコムホールディングス(現:ライク)のジェイコムで取締役営業副本部長等を歴任。2013年、「識学」という考え方に出合い独立。識学講師として、数々の企業の業績アップに貢献。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、識学を設立。人と会社を成長させるマネジメント方法として、口コミで広がる。2019年、創業からわずか3年11カ月でマザーズ上場を果たす。2022年3月現在で、約2700社以上の導入実績があり、注目を集めている。最新刊『数値化の鬼』(ダイヤモンド社)の他に、29万部を突破したベストセラー『リーダーの仮面』(ダイヤモンド社)などがある。 とにかく仕組み化 全国3500社以上の会社に共通するのは、人の上に立つためには、何事も「仕組み」で解決する姿勢が重要である、ということだ。失敗が起こっ
プロジェクトマネジメントといえば「進捗確認」と思っている人も沢山いると思いますが、私は進捗確認という行為そのものに否定的です。 このエントリでは、進捗確認という行為がいかに無意味であるかという話および、進捗管理として行うべきことを書いていきます。 誰かのプロジェクトマネジメントの参考になればと思います。 ※ 進捗管理が不要という話ではありません 進捗確認の定義このエントリでの進捗確認は下記の定義とします。 複数人が関わるプロジェクト等において、プロジェクト等をマネジメントするべき立場にある人間が、プロジェクトの所属メンバーに対してタスクの進捗状況を口頭・テキスト等で直接確認する行為 少し難しい言葉で書きましたが「進捗どう?」といった質問およびその回答からなる一連の流れだと思ってください。 なぜ進捗を確認したくなるのかプロジェクトマネージャー(PM)の仕事のひとつに納期の管理というものがあり
インフラエンジニアということもあって、とにかく作業を正確かつ機敏にこなすことが技術力を示す。こういう風に動くように設定して欲しいんですけど・・という依頼に対して、素早く手段を確定し、安全に実行する。構築でも運用でも同じだ。何しろコンピュータに対してインプットし、アウトプットとしての結果が、目的と一致することがお仕事である。 結局のところコンピューターに対してインプットするのは、全てに共通する。だからコンピューターを操作する、という一点において、これに時間を使うのは、勉強の方法として鉄板だと思う。どんどんさわらないと。 私が子供の時、小学校に入る前くらいに、計算機を与えられたら一日中さわっていて、親が見かねて隠しちゃったという記憶がおぼろげにある。それぐらい、理屈がわからなくてもとにかくさわるというか、たくさんさわることで習得できるというのは、私は本能的に選んできた。その原理でここまで来たと
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