Ruby on Railsの作者として知られるDavid Heinemeier Hansson氏は、コンテナ・デプロイ・ツール「Kamal 1.0」を9月19日(現地時間)に公開した。同氏は開発したWebサービスをクラウド・プロバイダーから自前のサーバーに移行する手続きを進めており、Kamalはその手続きの中で生まれたという。KamalはMITライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。 Kamalは、Dockerでコンテナ化したアプリケーションを配備するツール。設定ファイルに外部の公開IPアドレスを記入して起動すれば、Linuxが動作するコンテナが動き出す。このコンテナにはSSHで接続することも可能だ。 Hansson氏はKamalをWebアプリケーションをクラウドから自前のサーバーに移す目的で使用しているが、クラウド間での移動など、ほかの目的にも利用できる。Kamalを利用す
GitHub、GitHub Innovation Graphを公開 ―世界各国の開発者の動きを見える化 GitHubは2023年9月21日(米国時間)、GitHubを利用している世界中のソフトウェア開発者の動きや影響をオープンデータとインサイトとして可視化するGitHub Innovation Graphを公開した。 GitHub Innovation Graphを公開 -GitHubブログ GitHub Innovation Graph URL:https://innovationgraph.github.com/ GitHub Innovation Graphは、2020年にさかのぼり、gitプッシュ、開発者、組織、リポジトリ、プログラミング言語、ライセンス、トピックおよび経済的な関係国に関する四半期ごとのデータをWebページでビジュアルに提供するもの。さらに深く知りたい利用者
Microsoftは9月14日(米国時間)、「Uncursing the ncurses: Memory corruption vulnerabilities found in library|Microsoft Security Blog」において、テキストユーザインタフェース(TUI: Text User Interface)をサポートする「ncurses」と呼ばれるライブラリにメモリ破損の脆弱性を発見したと伝えた。この脆弱性は2023年4月8日(米国時間)までに修正されている。 Uncursing the ncurses: Memory corruption vulnerabilities found in library|Microsoft Security Blog ncursesは1993年にリリースされた歴史のあるソフトウェアで、現在でもLinux、macOS、FreeBSD
符合付き整数や有理数、浮動小数点数を扱う任意精度演算ライブラリで、オープンソースソフトウェアのGNU Multi-Precision Library(GMP)が、2023年6月16日にMicrosoftが保有する数百ものIPアドレスからDDoS攻撃を受けていると報告しました。Microsoftとその傘下のGitHubによる調査の結果、GitHubのユーザーがFFmpeg-Buildsのスクリプトを書き換えたことが原因であることが明らかになっています。 The GNU MP Bignum Library https://gmplib.org/ Microsoft's GitHub 'DDoSes' open source GMP project • The Register https://www.theregister.com/2023/06/28/microsofts_github_gm
羽山 博(はやま ひろし) 京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業後、NECでユーザー教育や社内SE教育を担当したのち、ライターとして独立。 ソフトウェアの基本からプログラミング、認知科学、統計学まで幅広く執筆。読者の側に立った分かりやすい表現を心がけている。 2006年に東京大学大学院学際情報学府博士課程を単位取得後退学。現在、有限会社ローグ・インターナショナル代表取締役、日本大学、青山学院大学、お茶の水女子大学講師。 吉川明広(よしかわ あきひろ) 芝浦工業大学工学部電子工学科卒業後、特許事務所勤務を経て株式会社アスキーに入社。パソコン関連記事の執筆・編集に従事したのち、フリーランスの翻訳編集者として独立。 コンピューターとネットワーク分野を対象に、書籍や雑誌の執筆・翻訳・編集を手がけている。どんな難解な技術も中学3年生が理解できる言葉で表現することが目標。 2000年〜2003年、国
カプコンが6月2日に発売する、格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズ最新作「ストリートファイター6」。同作の提供に、米Microsoftのゲーム開発向けバックエンド支援サービス「Azure PlayFab」が使われていることが分かった。先行配信中の体験版や、5月22日午後4時まで実施していたオープンβテストのクレジット画面から明らかになった。 ストリートファイター6はPlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、PC(Windows)向けに提供予定。自分だけのキャラクターを作成し、世界各地を巡りながら育成していく「ワールドツアー」など、他プレイヤーと3D空間上でコミュニケーションできる「バトルハブ」といった新モードを特徴としている。カプコンは過去にも、「バイオハザード」シリーズのポータルサイト「RESIDENT EVIL.NET」にAzureを
Microsoftは2023年5月2日(米国時間)、「.NET Upgrade Assistant」の新バージョンをリリースしたと発表した。.NET Upgrade Assistantは.NET Framework上で実行されているアプリケーションをXamarin FormsやUWP(Universal Windows Platform)などの古いプラットフォームから最新の.NETにアップグレードし、移行をサポートするツールだ。 2023年2月にリリースされたVisual Studioの拡張機能に続き、.NET Upgrade Assistantの新バージョンでは多くの改善と新機能が追加された。 新バージョンの主要な改善点 関連記事 Microsoft、パッケージマネジャー「NuGet 6.5」を公開 大規模プロジェクト向け機能を追加 Microsoftは2023年2月28日(米国時間)、
2023年4月から変更されたWindows Updateのリリースサイクル、その内容と今後の対応:企業ユーザーに贈るWindows 11への乗り換え案内(12) Microsoftはこれまで、Windows 10およびWindows 11に対するセキュリティ更新を含む品質更新プログラムを「第2火曜日」(日本ではその翌日の水曜日)に、オプションの更新プログラム(更新プログラムのプレビュー)をその翌週または翌々週にリリースしてきました。このリリースサイクルが「2023年4月」から少し変更されました。 企業ユーザーに贈るWindows 11への乗り換え案内 オプションの更新プログラムは、一部のバージョンだけに、第4火曜日に Microsoftはこれまで、サポートされる「Windows 10」「Windows 11」とWindows Serverの各バージョンに、毎月2回「品質更新プログラム」をリ
関連キーワード クラウドサービス | 脱クラウド | クラウドストレージ | 導入・運用のコスト感 | IaaS 「エグレス料金」は、クラウドサービスを利用するときに見積もりにくいコストだ。エグレス料金の見積もりが不十分だと、瞬く間にクラウドサービスのコストが膨れ上がる可能性がある。 極端にエグレス料金が高額になり、アプリケーションをクラウドサービスからオンプレミスインフラに戻す「脱クラウド」の検討が必要になることは珍しくない。予想外のエグレス料金に直面したユーザー企業は、クラウドサービスの利用に消極的になり得る。 そもそも「エグレス料金」とは何なのか なぜ支払わなければならないのか 併せて読みたいお薦め記事 エグレス料金を抑えるには AWS、Azure、GCPの“異様な高額請求”は「エグレス料金」が原因だった? “クラウド破産”の真犯人? 「エグレス料金」を無視できない理由 クラウドの“
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