昨年11月に講談社から出版された『ゲームの歴史』が大炎上中だ。同書は、コンピューターゲームの誕生から現在に至るまでの歴史を、3巻にわたり解説するもの。 著者は、大ベストセラー作品『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を執筆したことで知られる小説家の岩崎夏海氏と、『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレーーコンテンツ消費の現在形』などの著作があるライターでコラムニストの稲田豊史氏だ。 大炎上の原因は、同書におびただしい数の誤りがあるためだ。発売直後から、識者による “突っ込み” が多々あった。 「ゲームフリーク元社員のとみさわ昭仁氏や、任天堂ゲーム機専門誌『ニンテンドードリーム』の元編集長である岩井浩之氏、PCエンジン、ゲームボーイなどの開発に携わった岩崎啓眞氏など、数々の “生き証人” らが、誤りを指摘しています。 純粋な事実誤認から、いわゆる
仮想化システム「Docker」を開発するDocker社は、2023年3月16日に「Docker Free Teamsプラン」の廃止を発表していました。ところが、2023年3月24日には方針を変更して「Docker Free Teamsプラン」を引き続き提供することを発表。同時に、廃止発表後に有料プランに移行したユーザーに対して返金対応を行うことも明らかになりました。Docker社の無料プラン廃止を巡る発表は二転三転しており、開発コミュニティに混乱をもたらしています。 We're no longer sunsetting the Free Team plan | Docker https://www.docker.com/blog/no-longer-sunsetting-the-free-team-plan/ 2023年3月14日に、Docker Hubを組織で利用しているユーザーに対して
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本経済が「失われた30年」の間に発展成長できなかった大きな理由の1つに、IT/デジタル活用力の低さがあると言われている。ユーザー企業から言われた通りのシステムを作り続けてきた日本のITベンダーにも重い責任がある。 しかも、クラウドサービスやソフトウェアの自社開発を諦め、海外製品をベースにするシステムインテグレーション(SI)から収益を得るビジネスモデルになった。だが、海外ITベンダーがSaaSを強力に推進すれば、SI需要は間違いなく縮小していく。国内トップベンダーとして2025年度の連結売上高で4兆円超を目指す、NTTデータ 代表取締役社長の本間洋氏にITベンダーの進むべき道について聞いた。 本間氏(以下同):これまで受け身、受動的だ
何が大変か? VSCodeはMSが作っているだけあってTypeScript統合がほぼ整っており、特に設定を頑張らなくてもそのままIDE機能が効くことが多いです。現代の多くのJavaScriptプロジェクトはこれで事足ります。 しかし、これには例外があります。Reactの実装は現時点ではFlowで書かれています。FlowはTypeScriptと同様のコンセプトを持つAltJS言語です。FlowはReactと同じくMeta(Facebook)製であるため、これまでReactでFlowが使われてきたのは一定の合理性があると言えるでしょう。 Flowの拡張子が *.js であることから、TypeScriptのIDE機能はFlowのソースコードに対しても反応します。文法が似ていることもあり、Go To Definitionなどの機能もある程度までは動作しますが、完全ではありません。また、エラー表示が
デジタル技術が製品に取り入れられてモノづくりが複雑化する中、それぞれの機能の関係性などを明確化するMBSEに注目が集まっている。ただ、MBSEの必要性への理解は進む一方で活用に至らないケースが多い。なぜ浸透が進まないのだろうか。MBSEの真価と有効な活用方法を紹介する。 IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)技術の普及によってあらゆる製品が「つながる」ことを前提とする時代になり、モノづくりの複雑性が増している。その中で注目が高まっているのがMBSE(Model-Based Systems Engineering)だ。もともとは航空、宇宙、防衛領域で導入されていたが、最近では自動車や医療、通信など幅広い産業分野で関心を持つ企業は増えているものの、実践的な取り組みに落とし込めている企業は少ない。 そこで本稿では「なぜMBSEが必要なのか」「MBSEが浸透しない理由は何か」「MBSEを
テクマトリックスは、C言語/C++言語のコーディング標準に対応したテストツール「C++test 2022.2」の販売を開始した。 テクマトリックスは2023年3月9日、Parasoft Corporationが開発した、C/C++言語対応テストツール「C++test 2022.2」の販売を開始したと発表した。 C++testは、コーディング規約チェックやフロー解析などの静的解析、単体テスト、カバレッジ計測、実行時メモリエラー機能などを搭載したC言語/C++言語対応のテストツールだ。 最新版では、C言語のガイドラインで2022年3月発行の「MISRA C:2012 Technical Corrigendum 2」と、2022年10月発行の「MISRA C:2012 Amendment 3」に完全対応した。また、C++コーディング標準の新版となる「MISRA C++:202x」のドラフト版の一
Linux Foundation は2023年3月2日、オープンソースソフトウェア(OSS)の経済価値に関するレポートを発表した。企業はコスト削減、開発の迅速化、オープンスタンダード、相互運用性を、OSSの最大のメリットとして挙げているという。 調査対象となった企業のおよそ3分の2は、オープンソースで得られるメリットがコストを明らかに上回ると回答した。また、回答者の約半数は、OSSの費用対効果が年々高まっているとしており、低下したと感じているのは16%しかいないことが分かった。 Linux Foundationのエグゼクティブ・ディレクターを務めるジム・ゼムリン氏は、「この調査は、OSSが企業にとって多大な経済的価値を持つこと、そしてほとんどの組織では、OSSを長く多く使うほど、その価値が高まることを明確に示している」と語る。「影響の定量化を支援することで、企業が自らの利益、コスト、そして
関連キーワード プログラマー | プログラミング Webサイトの構築やWebアプリケーションの開発に使われる主要技術が、マークアップ(文章構成)言語の「HTML」、スタイルシート(表示制御)言語の「CSS」、スクリプト(簡易プログラム)言語の「JavaScript」だ。一般的なWebサイトは、これらの組み合わせで構築されている。 HTMLがプログラミング学習に“最適”な理由はこれだ HTMLは前述の通り、厳密にはプログラミング言語ではなくマークアップ言語だ。それでもHTMLをプログラミング学習の入り口として挙げる専門家は少なくない。著名な開発者であり、Googleのプリンシパルデベロッパーアドボケートであるケルシー・ハイタワー氏によると、その理由は ほとんどの人が頻繁にWebサイトを閲覧しており、既にある程度の“経験”があるから だ。HTMLのソースコードの記述は、最低限のHTMLの知識が
福田(@JunyaFff)です。今月の「Python Monthly Topics」は、最近私が個人的に気になっている静的コード解析ツールRuffについて紹介します。 どんなプログラミング言語でも、静的コード解析ツール(リンター)やフォーマッターは非常に便利です。Pythonでコードを書く場合、皆さんはどんなツールを使っているでしょうか?Flake8やBlack、isortなどが人気で、世界中で多くのPythonエンジニアに利用されています。 Ruffは2022年8月にリリースされた比較的新しい、Pythonのリンター兼フォーマッターです。Ruffはリリースからまだ半年足らずしか経っておりませんが、多くの著名なライブラリで採用[1]され、毎日のようにアップデートされています。2023年3月時点でのRuffの使い方、そしてこれからの発展について、本記事で紹介します。 Ruffとは? ここでは
梗概 現代社会は多くのものがソフトウェアで成り立っており、絶えず変化するニーズに応じられる柔軟でスピーディーな開発が求められています。その一方、何が正解(ゴール)なのかが分からない、という不確実性の時代でもあります。不確実性に対処するには「アジャイル開発」が最も有望ですが、その成功裏の実践には、従来の常識の解体と再構築が必要です。エンタープライズにおけるアジャイル開発の実践が待ったなしの状況の中、理論、課題、近年の動向も踏まえ、実例を交えながら幅広く解説します。 「文書を書かない」という誤解 本連載の第1回~第3回において、ウォーターフォール方式に変わる、新たな開発手法が発見され、それが1990年代後半~2000年代の「Linux」やスマートフォンの開発において極めて重要な役割を果たし、それが今日のアジャイル開発手法の原則として受け継がれてきていることを解説しました。今回から、アジャイル開
キヤノンITソリューションズは2月13日、同社が取り扱うセキュリティソフトウェア「ESET」において、Google Chrome・Microsoft Edgeのセキュアブラウザ使用時の不具合について情報を公開した。個人向け・法人向けの両方で発生している。 セキュリティソフト「ESET」、Chrome・Edge最新版セキュアブラウザ使用時に不具合 Google Chrome 110とMicrosoft Edge 110において発生している現象。同ブラウザでセキュアブラウザ機能を使用すると、起動してしばらくするとブラウザがクラッシュして強制終了してしまうという。回避策も存在しており、まず「すべてのブラウザーを保護」を有効化してOSを再起動。「保護されたWebサイトリダイレクトを有効にする」を無効化し、「セキュアブラウザーを有効にする」を無効化してOSを再起動することで利用できるという。影響範囲
JavaScriptでウインドウサイズを取得する場合、取得する箇所により関数(命令)が異なります。 一般的なスマートフォンでも下記のJavaScriptで画面サイズやブラウザサイズを取得することができます。 サンプルは全てライセンスフリーとしていますので、改変や再配布も自由です。(コメントを残していただけると幸いです) ただし、動作の保証は一切行っておりませんのでご理解の上、ご利用ください。
(この話は最初Twitterに書こうと思ったけど、長くなるのでブログに書くことにしました) 僕はRSpecやMinitestでテストを書くのは得意ですが、常にテストファースト(TDD)で開発するとは限りません。 今業務でやってるタスクはこんなふうに進めてます。 雑に動くものを作る ↓ 見た目をきれいにする&機能を作り込む ↓ テストを書く ↓ リファクタリングする この順番で開発する理由を以下に述べます。 雑に動くものを最初に作る理由 最初は見た目とか、異常系とか、細かい仕様とかを無視して、正常系が一通り動くものを作ります。 これはこれから作ろうとしているものの認識が合っているかどうかをPO(プロダクトオーナー)に確認するためです。 実際に動く画面を見せると「こんな感じでOK」とか「ここはこういうふうにしたい」というフィードバックをもらうことができます。 また、開発者としてもコードを書きな
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