本の書店における利益率は、2割程度です。多少上下するでしょうが、大雑把にいって出版社が7、取次が1、書店が2というケースが大半です。本には再販制度がありますから、利幅は狭まらないものの広がることもありません。 なぜこのようなことを書いたかというと、長年利用してきたコンピュータ書籍専門通販サイト「cbook24.com」が4/30付でリニューアルし、本業かつ最大(唯一?)の収益源だったと思われる通販業務を終了したのです。5月2日にアクセスし、デザインが変わったな、Google AdSenseもあるな、などとサイトを眺めていたところ、販売方法の根本が変わっていたのですから、驚いたとしか言いようがありません。 今後同社はコンピュータ書籍の販売を継続するものの、つい数日前まで商売敵だったAmazon or Yahoo! ショッピング経由での注文となります。すべてを把握しているわけではありませんが、