書評と雇用に関するJD-1976のブックマーク (3)

  • 海老原嗣生『課長になったらクビにはならない』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    海老原さんの日型雇用システムの利点(企業のインサイダーは一定年齢以上で、よほど能力を低評価されていないかぎりリストラされない、管理職は転職できない=企業内特殊熟練ゆえ)に注目した、私見では海老原さんの著作の最高傑作だと思います。 あいかわらず各種の統計データを駆使して、通念や政策の場で言われていることを冷静に論駁しています。例えばワーキングプア1022万人の中味が実は大半が「主婦」であること。最低賃金改正は経営基盤の弱い企業を直撃する、また「同一価値労働同一賃金」の空理空論ぶりも指摘しています。 もちろん書では日型雇用システムの長所をあえてクローズアップする戦略を採用していて、むしろ日型雇用システムの問題として指摘されてきた諸点は、その批判者たちの事実誤認による、という海老原さんの戦略はわかりやすいものです。僕も『日型サラリーマンは復活する』で同様の戦略を採用したからです。もちろ

    海老原嗣生『課長になったらクビにはならない』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
  • 偏差値40から良い会社に入る方法 感想 - テキトウメモ

    書は、上武大学教授の田中秀臣先生が、ご自身の10年以上にわたる就職指導の経験と、専門である経済学の知見によって書かれた、就活としてはかなり変わった部類であろうです。 まず、やる気のある学生ではなく、就職に明確なイメージを抱けず、一歩を踏み出せないごく普通の学生に対して書かれている、というのが特徴的なところです。 第1章、第2章では、客観的な事実で就活に関する間違いや、いい会社の見つけかたなどをくわしく解説しています。それ以外にも、大人なれしていない近年の学生のためには、人間は短期間では変われない、という見落としがちな観点から、教員や親の手助けを子どもが不幸にならないための合理的な手段として肯定しています。 おそらく他の就活では触れられてないような、当事者のことをよく考えた非常にプラグマティックな態度と言えるでしょう。また、内定の辞退のしかたや、公務員試験と一般企業への二股をかけるこ

    偏差値40から良い会社に入る方法 感想 - テキトウメモ
    JD-1976
    JD-1976 2009/11/25
    明日やっと読める。楽しみ。/読んだ。十年前にこんな本があったらなあ。
  • 偏差値40から良い会社に入る方法 - J-S-5の日記

    田中秀臣教授の新刊『偏差値40から良い会社に入る方法』を拝読しました。 このは、就職コア層(旧帝大・早慶など)出身でない、ふつうの大学生を対象にした、当の意味での就活ノウハウといった内容になっています。 偏差値40から良い会社に入る方法 作者: 田中秀臣出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/11/20メディア: 単行購入: 29人 クリック: 1,084回この商品を含むブログ (59件) を見る 書は、就職コア層向けでないと、明言されていますが、「内定が一社出た段階で就活を止めるのはよくない」理由や、大手企業志向が高まる中で、中小だけれども働きやすい「良い会社」に目を向けていたり、「転職を繰り返すと(一般的に)給与水準は低下するので、一番最初の会社は重要」、「離職率や有給消化率などで会社を選ぶ」など、就職コア層の方でも読むに値する部分が多く含まれているように感じま

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