2010年7月26日のブックマーク (2件)

  • 若田部昌澄さん、第31回石橋湛山賞受賞 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    日発売の『週刊東洋経済』誌上などで公表されていますが、若田部昌澄さんが、第31回石橋湛山賞を『危機の経済政策』(日評論社)によって受賞されました。 リーマンショック以降、経済危機が発生し、長期停滞が深まる中で、大変すばらしいことだと思います。おめでとうございます。 石橋湛山財団ホームページ http://www.ishibashi-mf.org/ 危機の経済政策―なぜ起きたのか、何を学ぶのか 作者: 若田部昌澄出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2009/08/20メディア: 単行購入: 9人 クリック: 152回この商品を含むブログ (18件) を見る

    若田部昌澄さん、第31回石橋湛山賞受賞 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
    JD-1976
    JD-1976 2010/07/26
  • ヘンリー・ハズリット『世界一シンプルな経済学』 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    ヘンリー・ハズリットはリバタリアン(個人の自律性や市場の効率性、政府・官僚への制約を中心にした考え)の啓蒙家と一部の人には知られている人物であった。若田部昌澄さんの書解説では、ハズリットの経済思想は主に古典派経済学とミーゼスらのオーストリア経済学に依存しているという。そして書はまたフランス19世紀の経済啓蒙家として名高いフレデリック・バスチアの著作の翻案・改訂版といっているという。 書は経済啓もう書の古典だけあって読み応え十分である。ハズリットの見解は、政府や官僚への不信には、若田部さんの指摘するように、政府の非効率性だけには基づかない深い思想を感じるという。それが典型的に出ているのが、第7章の機械化は失業を増やすか、であろう。 例えば、機械の導入は、既存の労働者やその利害関係者がいうようには、失業を増やしておらず、むしろ雇用を増加させている、ということが、ハズリットの丁寧な解説でわ