CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
JavaのOSSフレームワーク「Spring Framework」を中心に、ソフトウェア開発に関するさまざまな知見が交わされるカンファレンス「SpringOne Platform 2019」が2019年10月7日から10日までの4日間、米国・オースティンで開催されました。本記事では多岐にわたる内容の中から注目すべきトピックをまとめてレポートします。 本記事のレポーター 岩塚 卓弥、栗原 伸豪、山口 大輔(NTTソフトウェアイノベーションセンタ) 久保田 瞬、齊加 匠、朱 力、宮舘 康夫(NTTデータ) 角田 誠、金子 輝良(NTTコムウェア) SpringOne Platformとは SpringOne Platform(以下SpringOne)は、Pivotal Software, Inc.(以下、Pivotal)が開発を牽引するOSSのアプリケーションフレームワークであるSpring
今やソフトウェアはクラウドを中心に動いている。それを表すキーワードとして注目を集めているのが「クラウドネイティブ」だ。マイクロソフトではクラウドネイティブなアプリケーション開発が容易にできるよう、開発環境やクラウドサービスを拡充させている。2019年にリリースが予定されているメジャーバージョンアップ版「Visual Studio 2019」および「.NET Core 3.0」の新機能をはじめ、AIの活用が容易になる「Azure Cognitive Services」、ホストされているKubernetesを容易に管理できる「Azure Kubernetes Service」などだ。それらの技術について、日本マイクロソフトの井上章氏が解説した。 講演資料:★The DEMO Show★ Visual Studio & .NET Core の進化とクラウド ネイティブ開発 日本マイクロソフト株式
実践DDD本 第11章「ファクトリ」~複雑な生成をユビキタス言語でシンプルに~ リポジトリとは 一般的に「リポジトリ」とはデータの「保管庫」を表します。ソースコードリポジトリであればGitやApache Subversionが有名ですが、DDDにおけるリポジトリは、エンティティや値オブジェクトから構成される集約の格納と取得を担当します。リポジトリは、クライアントへ集約を提供し、背後のデータベースとのやり取りを隠ぺいします。 通常、集約とリポジトリの関係は一対一になります。例えば「注文」の集約を利用したい場合「注文リポジトリ」を使用します。クライアント側はリポジトリのおかげで、物理的な構成(RDBなのか、NoSQLなのか等)を意識せずに、簡単に集約を操作できます。 リポジトリで集約を操作する流れ リポジトリはデータベースにアクセスしたり、ファクトリを利用したりします。その流れを見てみましょう
IT用語の解説サイトや書籍は世にたくさんありますが、何だか難しいものばかりだと思いませんか? 知らない単語を検索したけれど、どのサイトを読んでも理解できずブラウザを閉じてしまった、なんて経験を持つ方も多いと思います。本連載はそんな事態に苦しむITエンジニアの皆さまに向けて、まわりくどい原典の説明や冗長な周辺情報を取り払い、できるだけシンプルで、ポイントを掴める解説を目指しました。第一回のテーマに選んだのは、「マイクロサービス」です。一時期「バズワード」と言えるほどもてはやされ、昨今ではシステム部門/ユーザー部門を問わず知っておくべき基礎項目にまで格上げされた感のあるこの用語。これから学ぼうとしていた方も、過去に調べて挫折した方も、改めて基本を確認したい方も、ぜひこの機会に知識を整理いただければ幸いです。 はじめに:自己紹介 西野大介(@nishino_chekhov)と申します。SOMPO
本記事では、前回に引き続き、マイクロソフトが、架空の大規模多国籍製造企業を想定し、公開しているサンプルデータベース「AdventureWorks」を題材に、Prism for WPFや、グレープシティのコンポーネント「SPREAD for WPF」を活用して業務アプリケーション開発する際の実践的なアーキテクチャ例を紹介します。今回は、コードを交えながら具体的な実装方法を解説します。 前回の記事「実践WPF業務アプリケーションのアーキテクチャ【概要編】 ~ マイクロソフト公式サンプルデータベースAdventureWorksを題材に」 実装ビュー さて、それではいよいよコードを交えて、実装方法について触れていきます。 本節では、ユースケースビューで取り上げた代表的なユースケースと、アーキテクチャ上重要な要素について、具体的な実装方法を解説します。 具体的に取り上げる内容は次のとおりです。 ユー
コンテナ・オーケストレーション技術のデファクトとなりつつあるKubernetesは、エンタープライズ領域においても急速に導入が進んでおり、とりわけBtoCビジネスを展開する企業での需要が目立つ。一方でKubernetesの利用を前提とした場合、どのように設計/実装すればいいか、ベストプラクティスはいまだ出そろっていない。そうした課題に応えるべく、Oracleでは「高可用性」の観点からKubernetesにおけるアーキテクチャ設計/実装手法の研究に力を注いできたという。本セッションでは日本オラクルの早川博氏が、高可用性を実現する上で押さえるべき実装面での必須ポイントと、それらを前提に実現されるミッションクリティカルKubernetesのありかたを紹介。大規模かつ高可用性が求められるシステムを実現するには具体的にどうすればいいか、最新のノウハウが語られた。 講演資料:Kubernetesでミッ
米Amazon Web Services(AWS)は、日本で2番目、ローカルリージョンとしてはAWS初となる、Asia Pacific (Osaka) Local Region(AWS大阪ローカルリージョン)の提供を、2月13日に開始した。 AWS大阪ローカルリージョンは当初、単一のアベイラビリティゾーンのみを提供し、データセンター間をこれまで以上に地理的に離すことで、特定のアプリケーションのニーズに対応する。また、通常のAWSリージョンと同様に他のAWSリージョンから独立し、内部に独立したAPIエンドポイントを備えている。 東京から400km離れた場所にあるため、AWS東京リージョンから離れた場所に拡張可能なデータセンターが必要なユーザーに適しており、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)、Amazon Simple Storage Servic
はじめに 本記事の構成図です。 本記事の構成図 以下の項目について解説していきます。 アプリケーションのデプロイ Production用とDevelop用のServiceをデプロイ Nginx(Deplyment)のデプロイ Ingressの設定 動作確認 第1回や第2回に比べると構築しなけらばならないことが多く大変ですが、アプリケーションを運用していく上でこのような機能があるとないとでは開発や運用の効率が変わってくるので頑張りましょう! 対象読者 Linuxの基本的なコマンドが使える方 Dockerの使用経験がある方 Kubernetesを使ったことがない技術者 検証環境 Kubernetes側の環境 Google Container Engine 1.7.6 Kubernetes 1.7.6 クライアントの環境 macOS Sierra 10.12.6 kubectl 1.7.6 アプ
対象読者 JavaScriptとWeb開発の基礎に理解がある方 Reactに興味/関心があり、これから学び始める方 前提環境 筆者の検証環境は以下の通りです。 macOS Sierra 10.12 Node.js v8.6.0/npm 5.5.1 React 16.1.1 フォームとリストで掲示板アプリを作る GUIを実装する上で、ユーザーからのインプットを受け取る方法と、ユーザーにアウトプットを見せる方法を覚えるのはとても大切なことです。今回は、HTMLの古き良きインプット方法であるform要素から入力を受け付けて、リスト形式でデータを表示する掲示板アプリを題材にして、ReactというUIライブラリがどのように活躍するのかを見ていきましょう。最終的に、図1の見た目をしたアプリケーションができ上がります。 図1 掲示板アプリ コンポーネントの設計を考える 今回の掲示板アプリではコンポーネン
サーバレスアーキテクチャってなんだろう? 現在クラウドサーバーの主流となっているAWS EC2では、クラウド上に仮想サーバーを作り、それに対して時間単位ごとの料金を計算して請求する仕組みになっています。このモデルは、ユーザーが大量にアクセスしてきた場合でも、クラウド上のサーバーを次々に起動し、処理を分散することによって大量のアクセスを捌くことができます。また、ユーザーのアクセスがある程度安定している時には、クラウド上のサーバーを最低限必要な数に抑えることにより、比較的安価に流動性のあるユーザー数に対応できることから多くのサービスで採用されています。 このようなIaaS(Infrastructure as a Service)型サービスの場合、ホスティングサーバー同様に、クラウドサーバー上のOSやミドルウェア(ngixnやApacheなど)の管理・セキュリティアップデート等が必要であったり、
「slideship.com」は、テーマを選ぶだけで鮮やかさと見やすさを両立したスライドの作成が可能で、グラデーションスタイルのテーマも用意する。フォントサイズや余白といったスタイルは、あらかじめ最適化されているので、フォントの調整やオブジェクトの整列などの手間がかからない。また、スマートフォン向けのレイアウトにも対応している。 「slideship.com」の利用イメージ スライドの作成には、「見出し」「箇条書き」といった文書構造を簡単に表現できるMarkdown形式の書式を使用し、テキストや画像だけでなく、プログラミングコードや数式の表現も可能なので、技術情報を扱うスライドも簡単に作れる。 一度作成したスライドのページは、同じプレゼンテーション内や、「slideship.com」で作成した他のプレゼンテーションに接続できるので、企業概要や自己紹介といった、共通した内容を繰り返し用いるペ
ビジネスにおけるITソリューションの役割と影響は年々大きくなっており、そこに求められるソフトウェアも複雑で高度になってきている。開発プロジェクトの不確実性はますます高まり、変化の激しい市場のニーズに応える製品やサービスを、いかに的確に提供するかは開発者にとって最重要課題の一つだ。株式会社エウレカ 経営管理本部 情報システム部 梶原成親氏は、これまで数多くのプロジェクトを通じて、アトラシアンの開発管理ツールを活用してきた。そして、より良い開発プランニングの方法を探ってきた。Atlassian User Group Tokyoでも活躍する同氏が、「ユーザー、デベロッパー、そして誰もが幸せになる」プロダクトオーナーの役割について語る。 講演資料:正しくプロダクトを作り、リリースプランニングするためのプロダクトオーナーの役割とは 株式会社エウレカ / eureka, Inc. 経営管理本部 情報シ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く