流行りの無人島へフェリーで出かけたものの、パリピでごった返していてクタクタに。いくらなんでも流行りすぎている。無人島のアイデンティティが問われる。 「冬なのに、みなさん何しに来るんですか。ここまで並ぶとは思ってなかった」「いやぁ、島に来たことが重要なんじゃないですか。ちなみにこれ、僕らからすると混んでないです。ゴールデンウィークなんて、ものすごいですよ」 島内ツアーガイドの呼び込みの声に重なるように、訪問客と船員の会話が聞こえてくる。人波に疲れたので早々に切り上げ、いつもの浜辺で口直しのビーチコーミングにトライ。もっと静かに過ごしたい。 手のひらサイズのヒトデと、パール感のある貝と、シーグラス収穫。午後3時、だいぶ陽は傾いて、影が伸びている。 ここは曲線が多くて、波もおだやかで、とても女性的な浜辺だと思う。防波堤のテトラポットがネックレスのように連なり、空と海とを分けている。 群青の水面や
数日前のブログで、「今まで見た中でいちばんキレイだと思うけれど、名前がわからない」と書いた紫陽花。 Instagramでフォローしている庭園専属のフォトグラファーが、これによく似た画像を2枚あげていた。名前はブルー・ピコティ・マナスル、とある。 調べると、(有)さかもと園芸という群馬県の会社がヒット。「フロリアードで世界一を受賞。フラワーオブザイヤー受賞。アジサイ・シクラメンの専門店」だそうだ。なるほど。掲載されている紫陽花の画像を見てうなずく。そうそう、これこれ! 「フロリアード」とは、オランダで10 年に1度開かれる世界最大の国際園芸博覧会で、いわば「花のオリンピック」なのだそう。さかもと園芸さんは、92年、出品した4点がすべてグランプリ(金賞)を受賞した生産者だというから、すごい。 通りすがりの知識もない者に、 キレイ! と足を止めさせる技術。それはやはり、本物なんだと思う。さかもと
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