天皇の謝罪を求める発言をした文喜相国会議長。発言については韓国でも批判的な報道が目立った (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 日韓の両方で若者に人気のキャラクター「すこぶる動くウサギ」。熊本生まれで、韓国で人気に火がつき、日本に「逆輸入」される形で広がった=東京・新大久保(撮影/写真部・小山幸佑) レーダー照射問題や「徴用工」問題など、ここのところ日韓関係を悪化させる問題が立て続けに起こっている。日本では「韓国たたき」をするメディアもあったが、一方で、韓国の日本に対する報道はそこまで過熱していないようだ。 【写真】日韓の両方で若者に人気のキャラクター「すこぶる動くウサギ」 * * * 「韓国恥さらし」「虚言韓国にトドメ」「敵国認定必至」「韓国乱心」「日韓断絶」……。 これらはタブロイド紙の「夕刊フジ」が最近1面で打ち出した見出しの一部だ。昨年12月20日に起きた韓国海軍による自
日韓基本条約調印後の椎名悦三郎外務大臣(右)と李東元韓国外務部長官。このとき日韓請求権協定も交わされた(1965年6月22日) (c)朝日新聞社 この記事の写真をすべて見る 第2次世界大戦中、日本本土の工場などで働かされた韓国人の元徴用工が新日鉄住金に損害賠償を求めた訴訟で、韓国大法院(最高裁)は昨年10月30日、1人あたり1億ウォン(約1千万円)の賠償を命じる判決を言い渡した。日本政府は、元徴用工の賠償問題は「1965年の日韓請求権協定で解決済み」という立場で、強く反発した。韓国最高裁は11月29日には三菱重工業にも賠償を命じ、日韓の政府間で摩擦が起きている。毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された記事を紹介する。 【この記事の写真の続きはこちら】 故人となった元徴用工の遺影を掲げて2018年10月3
日韓基本条約調印後の椎名悦三郎外務大臣(右)と李東元韓国外務部長官。このとき日韓請求権協定も交わされた(1965年6月22日) (c)朝日新聞社 この記事の写真をすべて見る 第2次世界大戦中、日本本土の工場などで働かされた韓国人の元徴用工が新日鉄住金に損害賠償を求めた訴訟で、韓国大法院(最高裁)は昨年10月30日、1人あたり1億ウォン(約1千万円)の賠償を命じる判決を言い渡した。日本政府は、元徴用工の賠償問題は「1965年の日韓請求権協定で解決済み」という立場で、強く反発した。韓国最高裁は11月29日には三菱重工業にも賠償を命じ、日韓の政府間で摩擦が起きている。毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された記事を紹介する。 故人となった元徴用工の遺影を掲げて2018年10月30日、韓国大法院へ向かう原告たち。
ソウルの日本大使館のそばに設置された慰安婦を象徴する少女像。集会には大学生ら若い世代が目立つ (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 草の根の交流は進むのに、国同士の関係がこじれる日本と韓国。ソウル特派員を務めた朝日新聞編集委員の牧野愛博氏が、近年の歴史をたどり、「過去最悪の状況」に至った経緯をリポートする。 【写真】線路に転落した日本人を救おうとして犠牲になった李秀賢さんの追悼記念碑 * * * 初夏の陽気になった5月中旬の韓国。南東部の釜山駅からタクシーで20分ほどの「オリニ大公園」で、笑顔の女性が私を待ってくれていた。辛潤賛(シンユンチャン)さん(69)。2001年1月、JR新大久保駅で、線路に転落した日本人を救おうとして犠牲になった韓国人留学生、故李秀賢(イスヒョン)さん(享年26)のお母さんだ。 この公園には、李さんの追悼碑がある。辛さんは亡くなった李さんに会いたくなると
大手化学メーカー「カネカ」の男性労働者が育休明けに配転命令を受け、退職に至った件については、同じ子育て世代の男性の問題として、筆者も注目しているところです。 この件については、当事者がツイッターで訴え始めて世論が目を向け、日経ビジネスの記事が当事者取材の先鞭をつけました(こちら)。ただし、会社の措置について違法性はないことを前提とした記事の記載は気になりましたので後述します。 世論の盛り上がりを受け、カネカが公式HPで「当社元社員ご家族によるSNSへの書き込みについて」というコメントを発するに至り(こちら)、この会社で、当該問題が生じていたこと自体は確定しました。 事実関係の整理 上記日経ビジネスの記事、カネカのコメントを前提に、労働者(夫)を中心にして、事実を整理すると以下のようになります。労働者の夫婦は40代で妻も有職の共働き夫婦のようです。 2019年1月 妻出産。長女生まれる 時期
--中国との前例から見ると、日本企業が韓国被害者とも和解する可能性があるのではないか。 「実は三菱重工業が韓国被害者との和解交渉に臨んだことがある。2010年7月から1年半の間13回交渉をしたが『賠償』という用語使用問題などいくつかの争点で異見を埋めることができず合意に至ることができなかった。他の名目で支払うことはできるが、裁判で負けたわけでもないのになぜ『賠償』をするのかということだった。新日鉄住金も2012年株主総会で韓国大法院判決が下されるなら和解交渉をする用意があると明らかにしたことがある。実際、この会社は遺体が見つからなかった韓国人徴用工の遺族10人と和解をすることで日本裁判所に提起された訴訟を終結させた前例がある」 --ところが今は会ってさえくれないではないか。 「日本政府の干渉があったと考える。実際、三菱と新日鉄住金は日本政府の『指導』に従うという立場を示した。重要なのは、日
チェ・ボンテ弁護士(57)は過去20余年間、日本の植民支配被害に関連した賠償訴訟一筋でやってきた法曹人だ。昨年の強制徴用工訴訟確定判決と2011年慰安婦憲法訴訟はすべてチェ弁護士の手を経た。そのような経歴だけを見ると、日本の歴史責任を問うことなら一寸の妥協もなく法廷争いを続ける「原理主義者」に映ってもおかしくない。 だが、強制徴用賠償判決をめぐる葛藤が韓日関係を最悪の状態にしている中で会ったチェ弁護士の発言はやや意外だった。「事実、韓国裁判所の判決を通した解決には限界がある。とにかく相手は日本企業とその背後にいる日本政府ではないか。結局は政府間の外交的協議を通じて解決するしかない」とした。チェ弁護士は三権分立を盾にして、この問題を傍観してきた韓国政府が早く態度を変えて日本が要求する外交的協議に堂々と応じなければならないと述べた。解決案はその過程で導き出されるだろうということだ。 韓国政府が
はてはな零細IT勤めが多いだろうから、連結5万人の大手製造業勤めのわたくしが社畜乙といわれるのを覚悟しつつ解説して差し上げよう。 Q:育休取った見せしめってのは本当? A:見せしめなのは事実だけど育休のせいではない。今回のリリースで「元社員の勤務状況に照らし希望を受け入れるとけじめなく着任が遅れると判断して希望は受け入れませんでした。」というくだりにすごい違和感を覚えたのだが、弁護士が入って内容チェックしていてるのにこんな稚拙な書き方は普通しない。おそらく本当に素行や勤務態度が悪かった(と会社は感じていた)のだと推測する。なので、育休取得の見せしめというよりも素行不良に対する見せしめだったのだと思われる。だからと言って社会的に許されないのは変わらないけど。 Q:なんであんな炎上しやすい内容を発表するの?アホなの? A:そもそもこんな炎上で収益基盤はびくともしない。素材のサプライヤー変更する
カガクでネガイをカナエル会社というテレビCMでお馴染みの化学メーカーのカネカが、育休明けの社員に対する対応問題で激しく批判されているようです。 参考:「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃 個人的には、週末に最初にこの騒動を目にしたときには、大企業によくある転勤辞令の行き違いだな、ぐらいの感覚で、ここまで大きく炎上するとは正直思いませんでした。 こういう退職者の退職後の告発は、どうしても当事者にしか分からないことが多く、事実確認ができないため、第三者が判断するのは難しいと考えていたからです。 ただ、その後、この騒動は拡大し、手のつけられないレベルでの炎上騒動になっているように見えます。 土曜日から徐々に騒動が拡大 なぜ、炎上騒動が拡大してしまっているのか、時系列に振り返ってみてみましょう。 ■6月1日 カネカの元社員の妻がツイッターで、夫が育休取得直後に転勤を命じられて、有給も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く