NHKが「ニュースウオッチ9」で新型コロナワクチン接種直後に家族を失った遺族について誤解を与える放送をした問題で、7月21日、「コロナに感染して亡くなった人の遺族だと視聴者に誤認をさせる不適切な伝え方をした」と改めて謝罪し、4人の職員を懲戒処分にしたことを明らかにした。 NHKは担当職員が誤った認識で取材・制作を進めたことにそもそもの問題があったなどとする報告書をまとめたが、ワクチン被害の訴えに関して一切触れない内容に編集した要因には触れていなかった。 担当職員はワクチン被害者支援団体の紹介を取材先に約束しており、当初のVTRに盛り込んでいたが、管理職らが立ち会った試写を経て削除されていたこともわかった。 これにより遺族の背景情報が一切なくなった形で放送に至ったが、試写に立ち会っていた管理職のうち3人は厳重注意にとどめる一方、遺族の取材を担当した職員とその上司は今回の処分で最も重い出勤停止
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