ウクライナ軍は2月11日、ウクライナ東部ドンバス地方を占領しているロシア軍が、通信のために米宇宙開発企業スペースXが運営する衛星通信サービスのスターリンクを使用している証拠があると主張した。ロシア軍の使用については、スペースXは繰り返し否定している。同社とその創業者で最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスクは、スターリンクの端末をロシアに販売したことはないと述べていた。 ウクライナ国防省情報総局によると、ここ数カ月激しい戦闘が繰り広げられている東部ドネツク州のクリシチフカ村とアンドリーウカ村で、ロシア軍の第83空中強襲旅団がスターリンクを使用している証拠を掴んだという。 同局はその証拠として12秒にわたる録音音声をソーシャルメディアで公開。この音声では、ロシア語の話者が「スターリンクが機能しており、インターネットがある」と話している。 フォーブスがスペースXにコメントを求めたところ、