タグ

ブックマーク / geopoli.exblog.jp (12)

  • なぜ北朝鮮に文句を言わないのか | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は曇っておりまして、かなり涼しくなってます。 さて、久々にコメントを。 つい先日の話ですが、夏休みがもう終わろうという8月29日の早朝に、北朝鮮が津軽海峡上空を越えて弾道ミサイルを発射しました。 これによって全国瞬時警報システム(Jアラート)というシステムが作動し、主に東北を中心に携帯電話などから警告が鳴り響いたり、鉄道各社が運行を見合わせるなど、一時的に日各地で混乱が発生しました。 もちろんこのニュースを聞いて 「またミサイル発射実験か」 と感じたかたもいらっしゃるとは思いますが、今回が前回までと違ったのは、北朝鮮が予告なしに実験を行い、しかもJアラートが実際に鳴らされたという点です。 とりわけこのJアラートの作動は、それを聞いたほとんどの国民に対して「警戒すべきだ」という心理的なインパクトを与えたように思えます。 幸か不幸か、私の住んでいる地域ではJアラートは発動しなか

    なぜ北朝鮮に文句を言わないのか | 地政学を英国で学んだ
    KATZE
    KATZE 2017/09/01
    日本という国家批判が最優先でこじらせると敵の敵は味方と勝手に考えて日本と敵対している所を応援し始める。例 竹島は韓国の領土。尖閣は中国の領土。現実よりも自分の主義主張を優先させる。
  • 朝日新聞の慰安婦記事がもたらした影響:FT紙の分析 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はあさから快晴です。気温も上がり、過ごしやすい週末ですな。 さて、ちょっと前なのですが、イギリスの日経新聞であるフィナンシャル・タイムズ(FT)紙の記者が、一連の慰安婦誤報問題について、NYタイムズとは違ってかなりバランスのとれた分析を書いておりましたのでその要約を。 === 朝日新聞の性奴隷「慰安婦」報道は日で激論を巻き起こす by デメトリ・セバストプロ ●木村社長は先月、極めて異例となる社内会合を開催したのだが、その時の現場の雰囲気はかなり緊迫いしたものであったという。 ●この場に居合わせた2人の目撃談によると、「木村社長、辞任してください!」と何人かの社員たちは叫んでいたというが、これは日において公的な場で社員が社長に反対意見を示すという、きわめて珍しいシーンであった。 ●朝日新聞はその中道左派的なスタンスから「日のニューヨーク・タイムズ」として知られており、日

    朝日新聞の慰安婦記事がもたらした影響:FT紙の分析 | 地政学を英国で学んだ
  • 集団的自衛権行使容認についての議論の「ウソ」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から晴れました。台風一過ですっかり真夏です。 というか、台風は当に来たのかどうかが微妙でしたが・・・ 久しぶりの更新ですが、とりあえず現在急ピッチで進めているあるの翻訳が日で一章分おわりましたので、ちょっと時間ができました。 そういえばシーパワーの文献を紹介したら、「ランドパワーやエアパワーはどうよ」という要求が来ましたので、チャンスがあればそのうち紹介したいと思います。 といっても日語の文献のほうをよくしらないので少し調べる必要がありますが・・・ さて、ちょっと遅れましたが、集団的自衛権の行使容認について、あのマイケル・グリーンらがコメントを書いていたので、その記事を簡単に要約します。 === 集団的自衛権の変更についての10個のウソ by マイケル・グリーン&ジェフリー・ホーナン ●7月1日に日の安倍首相は集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。もちろんこの決

    集団的自衛権行使容認についての議論の「ウソ」 | 地政学を英国で学んだ
  • 中国政府高官がダボス会議で問題発言 | 地政学を英国で学んだ

    今日の肥前は午前中晴れたのですが、昼すぎから小雨が降りました。気温はけっこう暖かかったような。 講演で九州まで来ているのですが、運良く名護屋城址を見学することができました。秀吉が朝鮮出兵した時の城跡なんですが、ここに陣取っていた武将たちがオールスターキャストでした。 さて、ダボス会議での安倍首相の「1914年前発言」が物議を醸しだしてから数日たったわけですが、色々とこの会議で面白い発言をしている中国政府の高官らしき人の内容が出てきましたので、その紹介を。 この記事の中でダボス会議に参加したブロジット記者は、あるクローズドのディナーの席で興味深い光景を目にしたと言っております。 もちろん会議は「チャタムハウス・ルール」が適用されておりますので、その発言者は誰なのかは書けないということですが、その発言内容は書けるということなのでそれを書く、とのことです。 そのディナーの席にゲストとして呼ばれて

    中国政府高官がダボス会議で問題発言 | 地政学を英国で学んだ
    KATZE
    KATZE 2014/01/29
  • 安部首相の靖国参拝にたいするNYタイムズの社説 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から快晴です。年末年始はよく晴れそうですね。この時期にこんなに良い天気なのは北半球の大都市では東京だけかと。 ここ数日間はブログ更新をさぼっておりました。靖国参拝という大きなニュースがあったのですが、いかんせんいきなり色々なところから締め切りを迫られることになりまして、年末年始は仕事詰めになりそうです。 さて、その安部首相の靖国参拝問題ですが、NYタイムズ紙の社説が興味深かったので要約です。 === 日の危険なナショナリズム By NYタイムズ論説委員 ●日の安部首相は、政権担当開始から一年経った先週の木曜日に靖国神社を参拝した。ここは日戦争で死んだ人々を祀っており、第二次大戦の戦犯も含まれているために議論を呼んでいる神道の神社である。 ●中国韓国はすぐさまこの行動にたいして批判を行っており、アメリカも同じことを実行した。安倍首相の参拝はすでに悪化している中国

    安部首相の靖国参拝にたいするNYタイムズの社説 | 地政学を英国で学んだ
  • 中国の防空識別圏:NYタイムズの社説 | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州はよく晴れました。 日は講演2立てなんですが、移動中にNYタイムズの数日前の社説を読んで面白かったでその要約を。 === 中国の威圧的なプレイ By NYタイムズ論説委員 ●東シナ海の海域上空に新たに広域の防空識別圏を設定するという今回の中国の決定は、周辺の島々についての領土争いを穏便に解決したいという北京政府の主張と矛盾している。今回の宣言は、緊張を高めて日との直接紛争の可能性を上げる、極めて挑発的な動きである。 ●先週の土曜日に、中国は尖閣諸島の上空に防空識別圏の設置を宣言したのだが、これによってこの空域に入ってくる航空機に身元照会を行わせ、さらにこれを行わない機体にたいしては軍事行動をしかけることができるという権利を宣言したことになる。この無人の島々(しかもそのうちのいくつかは岩礁)は日によって管理されているが、中国台湾も領有を主張している。 ●世界第二位と第三位

    中国の防空識別圏:NYタイムズの社説 | 地政学を英国で学んだ
  • 参考資料:中国の新しい防空識別圏 | 地政学を英国で学んだ

    人気ブログランキング | 話題のタグを見る フォロー| ログイン| ブログ開設・作成(無料) このブログの更新通知を受け取る場合はここをクリック 地政学を英国で学んだ geopoli.exblog.jp ブログトップ 戦略や地政学の視点から国際政治や社会の動きを分析中 by masa_the_man プロフィールを見る 画像一覧 カレンダー < September 2024 > S M T W T F S 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 連絡先&リンク ブログ著者の紹介 著者経歴 Twitter アカウント アメリカ通信 FB スタンダード・ジャーナル2 ==関係者リンク== オンザボード 芙蓉書房 Mackinder Forum Exploring Geopo

    参考資料:中国の新しい防空識別圏 | 地政学を英国で学んだ
  • 日本はアメリカに「ハシゴを外された」のか? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても朝から快晴です。相変わらず気持ちいい天気が続きますね。それにしても日差しがずいぶんと傾いてきたような気が。 さて、引き続き中国の「防空識別圏」の設置宣言について少し。 北京政府がこれをなぜこれを突然行ったのかについては、すでにメディアで様々な憶測や分析がなされているのでここではあえてやりませんが、私が個人的に感じたのは、「いずれはと思っていたが、こんな唐突に、しかもこんな大胆にやってくるとは」というものでした。北京政府が東シナ海における軍事バランスの現状に不満を持っており、この現状を打破してくるのは確実だと思っていたからです。 ただし国際政治に「絶対」というものはなく、しかもそれは常にサプライズに満ちているものですから、ブログをお読みような方々は、このようなサプライズには決して驚かされたような人々はいないと思います。 ここで戦略論の教訓から言える大事なことは「ど

    日本はアメリカに「ハシゴを外された」のか? | 地政学を英国で学んだ
  • 中国の外国メディアのコントロールのやり方 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部はまたしても朝から快晴でした。乾燥してきましたね。 さて、昨日Twitterでも紹介した、北京政府が海外メディアのジャーナリストや学者にたいしておこなっているプロパガンダの手法についての興味深い記事の要約を。 著者はワシントン・ポスト紙の論説委員ですが、アメリカのメディアも相当締め付けを受けていることがこの記事からもうかがえます。 === 中国のリーダーたちは、中国の受け取られ方を操作するためにメディアと学者をコントロールする Byフレッド・ハイアット ●北京政府が自国民が知るべきニュースや歴史を操作・制限しているのはよく知られている事実だ。ところがそれよりも驚くべきは、北京政府高官がアメリカ人の中国の理解を操作・制限しているそのやり方だ。 ●先月のことだが、ワシントンの中国大使館の文化系の大使館員が、来月12月に行われる海外中国研究家のフォーラムにペリー・リンク(Perr

    中国の外国メディアのコントロールのやり方 | 地政学を英国で学んだ
  • 中国の「防空識別圏」についての新聞報道の温度差 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横須賀南部は昨日とうってかわって快晴になりました。 津久井浜でオレンジをハンティングしてきた(ルー語)のですが、収穫シーズン終盤とはいえ、まだまだ木に美味しそうなのが鈴なり状態でした。 さて、ここ数日間で安全保障面における大きなニュースとなっている、中国が新たに設定した「防空識別圏」についてメモ代わりにここへ。 私はテレビを持っていないのでテレビではどういう報道をされているのかはよくわからないのですが、大手の新聞を見た限りでは、けっこう大きなニュースになっているような。 参考までに某名古屋系の喫茶店に行って大手新聞5紙(日経、サンケイ、朝日、毎日、読売)をチェックしてみたのですが、私の感覚ではこのニュースに関してもっともよくまとめていたのが読売で、その次が毎日。 個人的に面白いろいなぁと思ったのは朝日でありまして、現地からの記事と社説で、状況について大きくことなる見解を持っているとい

    中国の「防空識別圏」についての新聞報道の温度差 | 地政学を英国で学んだ
  • 韓国トップたちの怪しい「世界観」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は台風のせいで雨です。 さて、今回は最近色々と話題の韓国について少し。 その前にまず最初にお断りしておきたいのですが、私はいわゆる「嫌韓派」でもなければ「親韓派」でもありません。 すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は国際関係論でいうところの「リアリズム」という立場、つまり、「すべての国家は利己的である」という前提からものごとを分析するような教育を受けてきた人間であります。 そういうことなので、どうも日以外の他国のことを「好き/嫌い」、もしくは「善悪」という立場で判断することにはあまり慣れていないんですが、これを前提として議論を進めていきたいと思います。 くどいようですが、私が専門で勉強してきた(古典)地政学では、国家の「世界観」、もしくは「地理観」というものが、国際関係の動きを現実的に見る時に非常に重要であるとされております。 最近つとに反日姿勢を強めている韓国

    韓国トップたちの怪しい「世界観」 | 地政学を英国で学んだ
    KATZE
    KATZE 2013/10/26
  • 日本の測量会社は中国のもの | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は七月始めの頃の猛烈な暑さが蘇ったようでした。完全に暖房入ってましたね。 さて、昨日もTwitterのほうで少しつぶやいたのですが、講演会に終わったあとに聞いた話を少し。 昨晩のことですが、都内の某所で講演会をさせていただきました。おかげさまで多くの方々にお越しいただいたわけですが、その話は講演が終わったあとに、控え室までお越しいただいた人に聞いた話。 その方はある外資系の会社で働いているらしいのですが、元々は地理学を専攻していた関係で、いまでも地理系の学会に出入りしており、会社でも地理に絡むことを扱っているとか。 ところが彼が以前からの動きを見ていて、しかもこれは知っている人は業界の常識として知っているらしいのですが、なんと日の測量会社の大手トップ3のうち、上の二つは中国の参加に入ってしまっているとのこと。 ことの起こりは、バブルの後に資金に困ったその二つの会社が、台

    日本の測量会社は中国のもの | 地政学を英国で学んだ
    KATZE
    KATZE 2013/08/11
  • 1