アメリカン・ファーストフードという黒船の来航 マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、ミスタードーナッツ・・・ いずれも日本第一号店のオープンは大阪万博翌年の1971年。 それには理由があります。 万博会場には、各国政府館(パビリオン)のレストランのほか、飲食施設がありました。 中でも、アメリカン・パーク(コカコーラ館)やペプシ館(エキスポランド、遊園地)で提供されるアメリカンスナックは、混雑する会場で手軽に短時間で食べられること、何よりも、すきっ腹にガツンと来るおいしさのインパクトは大きく、この(会場での家族)体験が、日本のファーストフード業界の普及と発展の基礎になりました。 左:アメリカン・パーク、中:ペプシ館どちらも万博協会HPより しかし、私は一人で会場に何度も足を運ぶ万博坊主だったのですが、母親から『あんなもんは高いし体に悪いから食べるな』と、爆弾おにぎり2個と水筒の麦茶を持た