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ブックマーク / www.aozora.gr.jp (5)

  • 北大路魯山人 すき焼きと鴨料理――洋食雑感――

    かねて日を出発する前から、フランスの鴨料理について、やかましく聞かされていた。 それというのも、一方的な西欧礼賛が多く、ほんとうのところは分ったものではないと、私はひそかに考えていた。フランスがどうの、アメリカがどうのと、親切に話してくれる人たちが、日のこととなると、実はよく知らないのだから、話が初めから狂っている。 日人にして、日を知らない連中が向こうへ行くものだから、外国へ行っても日のことを教えることができない。 これは日のために大変な損失である。また外国のためにも損失である。 名物と言えば、フジにゲイシャ、奈良では鹿にセンベイをやることしか、自慢し教えないのだから、向こうの人間は日について知る由もない。いわんや、日料理など分るわけがないのである。 例えば、ニューヨークのすき焼きが昔から有名であるが、行ってみると、すき焼きでもなんでもない。桶のようにふちの高い鉄なべの中

    KoshianX
    KoshianX 2020/08/14
    昭和29年……。海原雄山のモデル北大路魯山人、当時からこんなことを平然とやってたのか。まあ日本人相手には安物を出す店なんて当時はごまんとあったんだろうな……
  • 作家別作品リスト:ラヴクラフト ハワード・フィリップス

    公開中の作品 怪奇小説の執筆についての覚書 (新字新仮名、作品ID:57859)     →The Creative CAT (翻訳者) 狂気の山脈にて (新字新仮名、作品ID:57858)     →The Creative CAT (翻訳者) 時間からの影 (新字新仮名、作品ID:57342)     →The Creative CAT (翻訳者) ダゴン (新字新仮名、作品ID:57443)     →大堀 竜太郎(翻訳者) 断章 アザトース (新字新仮名、作品ID:62061)     →Morishous T.H.E creative (翻訳者) チャールズ・デクスター・ウォードの事件 (新字新仮名、作品ID:57254)     →The Creative CAT (翻訳者) 天涯から来たる色 (新字新仮名、作品ID:58044)     →枯葉 (翻訳者) ニャルラトホテプ 

    KoshianX
    KoshianX 2015/08/25
    む、翻訳は有志によるものなのか。
  • 寺田寅彦 津浪と人間

    昭和八年三月三日の早朝に、東北日の太平洋岸に津浪が襲来して、沿岸の小都市村落を片端から薙(な)ぎ倒し洗い流し、そうして多数の人命と多額の財物を奪い去った。明治二十九年六月十五日の同地方に起ったいわゆる「三陸大津浪」とほぼ同様な自然現象が、約満三十七年後の今日再び繰返されたのである。 同じような現象は、歴史に残っているだけでも、過去において何遍となく繰返されている。歴史に記録されていないものがおそらくそれ以上に多数にあったであろうと思われる。現在の地震学上から判断される限り、同じ事は未来においても何度となく繰返されるであろうということである。 こんなに度々繰返される自然現象ならば、当該地方の住民は、とうの昔に何かしら相当な対策を考えてこれに備え、災害を未然に防ぐことが出来ていてもよさそうに思われる。これは、この際誰しもそう思うことであろうが、それが実際はなかなかそうならないというのがこの人

    KoshianX
    KoshianX 2011/03/28
    昭和8年に三陸津波について書かれたエッセイ。考えさせられるな……
  • 2017年01月01日「土地とともにあるパブリック・ドメイン」- そらもよう

    今年も青空文庫の誕生日である7月7日がやってきました。 今日までその活動を27年間地道に続けて来られたのは、実作業で支えてくださった多くのボランティアのみなさんと、収録された作品をさまざまに楽しみ、その可能性を広げてきてくださったユーザのみなさんのおかげです。 あらためて御礼申し上げます。ありがとうございます。 さて、2023年1月1日から継続して進めて参りました「式年遷宮」ですが、ようやく新規データベースサーバの引っ越しの目処がつきました。 元旦でお知らせしていた日7月7日からの運用には間に合いませんでしたが、この8月から実データを構築中の新データベースに移し、そして運用を試験して大きな問題がなければ、この秋には引っ越しを完遂したいと考えています。 (もちろん試用しながら都度バグフィックスを行う必要が生じますので、夏のあいだにタイミングを慎重に見極めなければなりません) ともあれ、お

  • 著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名

    著作権保護期間の延長はやめておこう。 文化共有の青空を育てよう。 著作権保護期間の延長を 行わないよう求める請願署名 延長問題を審議してきた委員会が、「中間整理」をまとめました。 これをどう評価するか、広く意見が求められています。 署名に続いて、 「延長は望まない」の声を、もう一度響かせる、チャンスです! 2007年1月1日  最終更新:2008年10月13日 English page 文化庁の「文化審議会著作権分科会」に設けられた「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」が、検討結果の「中間整理」をまとめました。 「延ばす」「延ばさない」、双方の主張を併記したまとめに対し、広く皆さんの声を聞く、意見募集が行われることになりました。 延長には「十分な合意が得られた状況ではない」としながらも、まとめは、今後も、「検討を続けることが適当」としています。 見送りか、検討の継続か――。 「今後

    KoshianX
    KoshianX 2008/02/05
    よし、署名集めよう
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