家にタマネギ、ニンジン、ジャガイモの買い置きがあると、なんとなく心強い。それらの野菜になにか肉類をプラスして味付けを変えて煮込めば、いろんな料理が出来上がるからだ。 薄切りの牛肉があれば、肉じゃが。牛肉でもばら肉やすね肉の塊なら、ビーフシチューやビーフカレー。鶏肉だったらカレーはもちろん、寒い季節ならクリームシチューも選択肢に入ってくる。 カレーや 肉じゃがは以前述べたように、明治になっておおっぴらに肉食ができるようになってから、日本で独自にアレンジを加えられていった料理だ。 カレーに、ニンジン、ジャガイモ、タマネギの3種の野菜が勢揃いをするのは、明治も終わりになってから。ならば、似たような材料を使ってできるクリームシチューも日本で独自に発展した可能性が高いのではないか。 そう思ったのがきっかけで、今回はクリームシチューについて調べることにした。そろそろ、牛乳がたっぷり入ったとろりとしたシ
MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 今回は、人工甘味料と肥満や糖尿病などの関係について最新情報をお伝えしたいと思います。人工甘味料って、どんなものがあるかご存知ですか? サッカリンが一番古い人工甘味料で、1879年にジョンズ・ホプキンス大学の化学者コンスタンティン・ファールバーグ博士によって発見されました。 サッカリンは砂糖より300倍も甘みがあるのですが、苦味も強く、1937年にイリノイ大学のマイケル・スウエダ博士によりサイクラミン酸が発見され、苦味も改善しました。 その後、アスパルテーム, アセスルファムカリウム、スクラロース, ネオテームと、続々と新しい人工甘味料が発見され、味も随分改善しました。 発見当初、人工甘味料は『糖分摂取制限の必要な人のみ使用』とされていました。ところが、現在は人工甘味料の急速な普及のため、多くのひとが手軽に摂取しています。 ところで、みなさんに質問で
現在、コルク栓の52%はポルトガルで生産されています。次いで、同じく地中海西側のスペイン、北アフリカ諸国、イタリア、フランスが続きます。これは原料のコルク樫の森林が220万ヘクタールも地中海西側に生育するためです。 特にポルトガルは世界のコルク樫の3分の1を生産しています。日本で利用されているコルクの3分の2はポルトガル製です(ポルトガルコルク工業会より)。 コルクをワインの栓として初めて利用したのもイベリア半島の人たちでした。イベリア半島の巡礼者たちが水筒の栓としてコルク材を利用していたのを見て、かのドン・ペリニョンはシャンパンの栓としてコルクを採用しました。 追って産業革命が起こると、ワインを生産できないワイン消費大国のオランダやイギリスが運搬に便利な瓶を開発し、コルク栓も併せて一気に普及したのです。 ワインの普及を後押ししたスクリューキャップ ワインと切り離すことができないコルクです
日本で“伝統的”と言われる食材にも、海外から取り込まれて日本の中で独自に発展を遂げたものは多くある。以前、この企画で取り上げた「抹茶」は、“日本化”された食材の典型例だ。 もう1つ“日本化”がなされた代表的食材がある。「あんこ」だ。 ぼてっとした見た目の重み感。舌に入れると、一気に甘さが広がる。何度食べても飽きがこない。羊羹、きんつば、饅頭、おはぎ、あんみつ、大福・・・。多様な和菓子のいずれにおいても、あんこは重要な役割を果たしている。あんこが様々な食材と相性がよいことの証しと言えそうだ。 なぜ、あんこはこれほど多様な和菓子のいずれにつけても、重要な食材になりえるのだろうか。変遷の歴史を追っていくと「あんの日本化」の歩みが見えてくる。 前篇では、和菓子に欠かすことのできないあんこの歩んできた道をたどってみたい。そして後篇では、単純とされながらも奥深いあんこづくりを科学の目から探っていこう。
世界的な食糧不足が喫緊に迫っていて、効率の悪いハンバーガーなんかのんきに食ってる場合じゃないんだが、昆虫をタンパク源にする、という試みは前からありました。繁殖が容易だし、なにしろ安価で大量に養殖できる。昆虫食の文化は世界のあちこちにあり、日本でも信州の昆虫好きは有名。「昆虫料理を楽しむ」なんてブログもある。しかし百足サラダとは……。韓国でも蚕のサナギをポンテギとして食べるし、中華料理には蝉のメニューもある。南米でも蜘蛛を食べるしタランチュラは美味いらしい。筆者はジンバブエでデカい芋虫の丸焼きを食べた。鞭毛虫のミドリムシをバイオ燃料などのエネルギー源や食用にする、という会社(ユーグレナ、そのまんま)もある。で、このブログは、魚の養殖で昆虫を飼料にする、という話。魚価は低くなるのに、燃料代、飼料代は高騰。養殖業者は大変です。このベンチャーの試みが、魚価の低落に対抗するための効果的な施策になるか
旬を楽しみ、身体が喜ぶ 江戸料理 栄養価の高い旬の食材を、あまり手を加えずにいただく――。これが江戸料理の醍醐味であり、健康長寿につながる正しい食のあり方だと思います。このコラムでは、江戸料理と健康をテーマに、食材ごとの情報とレシピをご紹介していきます。 バックナンバー一覧 鮪の大トロや松茸のように、江戸時代はとても安価だったものが、現在では高級食材になってしまったものもあれば、今回のテーマである「卵」などはその真逆です。 江戸末期に書かれた類書(百科事典)、『守貞謾稿《もりさだまんこう》』によれば、かけそばが一杯十六文の時代に、卵の水煮(ゆで卵)が一個二十文で売られていた、という記述があります。 仮に、かけそば一杯を400円とすれば、ゆで卵一個が500円! 今なら、卵1パックが200円前後で買えますから、約20倍もしたということになります。 ねぎ入り炒り卵 【材料】葱…1/2本/卵…2個
We care about our visitors and respect personal information which you share with us. It is important to us that you are aware of data we are collecting about you and how we are doing it. Due to this we are updating our Privacy Policy and Cookie Policy. These updates will come into effect starting from May 25, 2018. By using the site izismile.com after May 25, 2018 you are acknowledging that you ag
2011年12月16日10:31 夜中に光る豚肉とは不気味だね カテゴリ社会 kinkiboy Comment(0)Trackback(0) 中国の北京市の李さんが、買った豚肉を猫に食べられないように寝室に吊るし、朝起きてみると、青々しく光っているものがあることに気がつきました。なんとその豚肉だったそうです。そのことをレコードチャイナや大紀元日本などが報じています。しかも肉を何度も洗ってもその光はとれなかったのです。光る豚肉、また発見!原因不明と当局=中国 - (大紀元) : 蛍光菌に汚染されたか、リンを過剰に含む飼料を与えたか、肉を美味しく見せるために蛍光増白物質が塗られたかが考えられるようですが、いずれにしても食用としては適しているとは到底思えません。 この光る豚は、今回が初めてではなく、2007年に西安市で見つかって以来、北京、上海、瀋陽、武漢、長沙など各地でも見つかっているので、豚
いえ、何も高級食材とかでなくていいんです。ドイツもバイエルンなど多彩な肉料理がありますし、スイスの山の中は「アルプスのもんじゃ焼き」チーズフォンデュなんてものもある。 西に行けばスペイン、ポルトガル、東に行けばハンガリーなど東欧諸国と、イスラム圏の影響を感じさせる、地域の味が存在しているわけですが・・・しかし英国というのは本当に食べ物の名物が少ない気がする。 そんな中でよく言及されるのが、この「フィッシュ&チップス」、労働者階級の立ち食いファストフードとして世界最古の部類に属する、「マクドナルドの祖先」みたいなものかもしれません。 そういう印象を強く持っていたのですが、やはり現地で食べるとちょっと違うところがある。少し印象を新たにしました。 ヨークで食べたフィッシュ&チップス 以前、仕事で英国に渡ったとき、用向きのシェフィールドから週末ちょっと足を伸ばして古都ヨークまで行ってみたことがあり
現代人にとって海苔は、おにぎりやふりかけなどの食材として身近な存在。一方で、海苔には古くから「希少価値のある贈りもの」としての役割もあった。 今の時代も、海苔は師走の時期の贈りもの「お歳暮」の根強い定番商品だ。歴史をさかのぼると、上位の者に献上する品として常に名を連ねてきたのが海苔だった。 日本人と海苔の関わり合いの歴史を、前篇では「物を贈る」という観点から眺めてみることにしたい。後篇では、日本人が親しんできた海苔の、美味しさの理由について迫ってみることにしよう。 日本人は、贈りものに食べものを選ぶことがとりわけ多いと言われる。 民俗学者の柳田國男は『食物と心臓』という作のなかで、その理由を分析した。いわく、食料の贈りものとはそもそも神への供物なのであって、神と人びとが共に食べることに贈りものの意義があるという。 神に捧げるものが本来の贈りものであれば、当然ながら贈りものは高価なものになる
1970年、神奈川県横須賀市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科修了、Tuck School of Business at Dartmouth MBA。Booz & Company, Accentureなどの経営コンサルティング会社、子供服アパレル大手のナルミヤ・インターナショナルを経て、中国にて起業。上海外安伊企業管理諮詞有限公司(Y&E Consulting)、(株)MA PARTNERSの創業経営者でもある。 ⇒GML上海ホームページ、執筆者へのメール 日本人が知らないリアル中国ビジネス 江口征男 世界経済の牽引役として注目を浴びる中国に進出する日本企業は、後を絶たない。だが、両国の間に横たわる「ビジネスの壁」は想像以上に厚い。今や「世界一シビアな経済大国」となった中国で日本企業が成功するためのノウハウを、現地コンサルタントが徹底指南する。 バックナンバー一覧 創刊4年という短い期間
マクロビオティック (macrobiotics) は、従来の食養に、桜沢如一による陰陽論を交えた食事法ないし思想である。長寿法を意味する[1]。玄米、全粒粉を主食とし、主に豆類、野菜、海草類、塩から組み立てられた食事である。身土不二、陰陽調和、一物全体といった独自の哲学を持つ。運動創始者の桜沢如一は、石塚左玄の玄米を主食とした食事法のための食養会に所属し会長も務めた後、思想を発展させ、また民間運動として世界に普及させた。他の呼称に玄米菜食、穀物菜食、自然食、食養、正食[注釈 1]、マクロビ[注釈 2]、マクロ、マクロバイオティックがある。 マクロビオティックの運動の始まりとしては、1928年に桜沢如一が行った講習会であると桜沢の夫人が述べている[2]。現在ではさまざまな分派が存在するが、桜沢如一に端を発した食に関する哲学や独自の宇宙感に関してほぼ同じ考えを保っており、また各集団も連携してい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く