カーボンゼロが告げるのは新たな電化社会の到来だ。車が電気で動くようになり、世界の電力需要は2050年にいまの2倍になる。しかも二酸化炭素(CO2)を排出しない電気が必要だ。「緑の電力」を増やす闘いが始まっている。「あらゆる場所を太陽電池で埋め尽くせる」。東芝の都鳥顕司・シニアエキスパートはフィルム型の太陽電池の開発で手応えをつかんだ。電気を生む効率は世界最高の14.1%。ビルの壁面や電気自動車
【10月1日 AFP】周囲に飛び交う電波を、低電力機器の充電に使用可能な電力に変換できるとされる「エネルギー収穫技術」が9月30日、英ロンドン(London)で公開された。 この「フリーボルト(Freevolt)」技術は、英国のポール・ドレイソン(Paul Drayson)元科学技術相によって、英国王立科学研究所(Royal Institution)の階段教室で発表された。ここは、英科学者で電磁気学の祖、マイケル・ファラデー(Michael Faraday)が19世紀に講義を行っていた場所だ。 ドレイソン氏は、会場の出席者らが使用している携帯電話からの信号によって生成したエネルギーでスピーカーを作動させる実験を披露した。 フリーボルト技術では、交流電流を直流に変換する整流器と多帯域アンテナを備えている。共同開発した英企業ドレイソン・テクノロジーズ(Drayson Technologies)
COPYRIGHT (C) 2015 TOYOHASHI UNIVERSITY OF TECHNOLOGY. ALL RIGHTS RESERVED. 豊橋技術科学大学と産業技術総合研究所の研究者は、CIGS系太陽電池をアンモニア水溶液に短時間浸すだけで、エネルギー変換効率を6.8%から13.7%へと約2倍に向上させることに成功した。技術的詳細は、太陽光発電技術の学術誌「Progress in Photovoltaics」に論文として掲載した。 豊橋技術科学大学 教授の伊崎昌伸氏らで構成する研究チームは、CdSに代わるバッファー材料を利用したCuInGaSe(CIGS)系太陽電池を開発している。これまで、CIGS系太陽電池では、CdS以外のバッファー層材料を用いると、変換効率が芳しくないことが多かった。その理由はまだ十分に解明されてはいない。 今回、伊崎氏らは、バッファー層として亜鉛(Zn
米ハーバード大学の研究チームがこのたび無害、非腐食性、不燃性の新しい素材を使った、安全安価で高性能なフロー電池の開発に成功した。(PHOTOGRAPH BY ELIZA GRINNELL, HARVARD PAULSON SCHOOL OF ENGINEERING AND APPLIED SCIENCES) 太陽光発電のみで電力をまかなえる家に住みたいと願うなら、曇りの日用に電力を蓄えておけて、発火するおそれのない安全な電池が必要だ。米ハーバード大学の研究者が、そんな蓄電池を考案したと科学誌「サイエンス」9月25日号で発表した。 未来の電池を開発しようと世界中の研究者がしのぎを削るなか、今回開発されたのはフロー電池と呼ばれるタイプのものだ。安価で無害、非腐食性かつ不燃性の材料でできており、しかも高性能であるという。(参考記事:「日本の切り紙「網」の技術で太陽電池の集光3割増」) 「誰でも使
再生可能エネルギーが次第に普及してきて、電力系統への影響が現れるようになってきた。例えば、今年の夏は全国的に猛暑日が続いたが、ピーク時の電力需給バランスは比較的安定に推移した。節電意識の高まりもいくぶんあるのだろうが、太陽光発電が生み出す電力が真夏のピークカットに大きく貢献したことは確かである。 再生可能エネルギーの役割が大きくなるにつれ、その欠点である出力変動が電力系統に与える影響が無視できなくなる。安価で高性能な蓄電システムを開発しないと、それがボトルネックとなって、再生可能エネルギーの普及が頭打ちになる可能性もある。 鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「安全・低コスト大規模蓄電システム技術開発」プロジェクトの一環として、クボテック、古河電工、ミラプロらの企業グループ、および山梨県と共同で、電力安定化用の超電導フライホイールを開発してきた
2015年の夏も例年になく猛暑が続き、多くの方が暑さ対策や熱中症予防に追われました。 そんな夏真っ盛りの8月に、あるTwitterユーザーさんが挑戦した実験結果に注目が集まり、その結果に対する様々な意見が話題になっています! 始まりは、@n_visumalさんの「1ヶ月エアコンをフル稼働させると電気代は安くなるのか?」という投稿。 ネットの噂を信じて8月から1ヶ月間、1階も2階もエアコンフル稼働させっぱなしでいた結果の電気代がこれ!!こまめに消してた去年は2万超えてたのに… pic.twitter.com/uJhpTQm830 — VISUMAL 中村 (@n_visumal) 2015, 9月 7 結果として、電気代が前年の半額以下で済んだということでした! @n_visumalさんのエアコンは2010年製のもので、設定温度は27〜28度だったそうです。都内〜横浜近郊で活動されている方な
村田製作所は温度差を利用して発電できる熱電変換素子を積層化させることで、熱源に装着する各種センサーに組み込めるほど小型化に成功、センサーの動力源として活用できる「積層一体型熱電変換素子」をワイヤレスジャパン2014に出展。実際に熱源に装着したセンサー自体で発電してセンサーを駆動させるデモを行っています。 積層型酸化物熱電モジュールの発電特性とエネルギーハーベスティングデバイスへの応用 | 論文紹介 | 村田製作所 http://www.murata.co.jp/corporate/ad/article/metamorphosis16/paper/02/index.html 村田製作所のブースは思わず見逃してしまうほどこぢんまり。 積層一体型熱電変換素子のデモを行っていました。金属部分は約60℃と高温で、この熱が電気に変換されセンサーの動力として供給されるとのこと。 これはセンサーから温度情
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
札幌・真駒内メガソーラー 着工めど立たず 住民が電磁波懸念 (03/12 06:20) 定例札幌市議会は11日、予算特別委員会で2014年度各会計予算案に対する質疑を続けた。市環境局は、プリンスホテル(東京)が昨年10月に北海道・札幌市南区の真駒内スキー場跡地で建設工事を始める予定だった大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、住民の反対で着工のめどが立っていないことを明らかにした。 メガソーラーは、約2・8ヘクタールの敷地に太陽光パネルを3750枚設置する計画で、発電容量は1090キロワット。一部住民から発電設備から出る電磁波による健康被害を懸念する声が上がり、話し合いを続けているという。堀川素人氏(改革)への答弁。 同社は「住民の方々に誠実に対応し、理解を得た上で着工したい」(管理部)としている。 <北海道新聞3月12日朝刊地方版掲載> 前の記事 次の記事
さて、そのEFIのリポートによると、「再生可能エネルギー法は、気候変動防止も技術の刷新も促進しない」という。 再生可能エネルギー法では、自然エネルギー由来の電気は、20年間にわたって全量が固定価格で買い取ってもらえるということが定められている。この法律は、自然エネルギーの先進国を自負するドイツが誇って止まない法律であったのだが、それを、今回のリポートは全面否定したわけだ。 酷評の理由を見ていく。まずEFIのホームページに載っている同リポートの要約は、「EFIは、再生可能エネルギー法の継続を正当であるとする理由は見つけることができない。再生可能エネルギー法は電気代を高騰させるのみで、気候変動の防止も技術改革も促進しない」となっている。 読み進んでいくと、さらに辛辣。「ドイツの気候とエネルギー政策の核心的な道具としての再生可能エネルギー法は、失敗に終わった。電力生産における再生可能エネルギーの
家庭用蓄電池ナビでは、家庭用に作られた蓄電池に関する様々な情報を扱っています。商品の種類や販売価格の比較などのほか、太陽光発電や補助金情報などもご覧頂けます。Tweet 当サイトにお越し下さいましてありがとうございます。当サイトではサイトタイトルの通り、家庭用蓄電池に関する様々な情報をご紹介しています。また、密接な関係のある太陽光発電(ソーラー発電)の情報も併せてご覧頂けます。 2010年頃から一般住宅に向けた蓄電池の研究や開発が進められており、当時は市販化されるのは2,3年先と言われていました。しかし2011年の東日本大震災の影響を受け、各メーカーとも計画を前倒しにして市販化が促進されました。 もともと太陽光発電との相性が良いことから、新築の住宅にソーラーパネルと蓄電池を設けて販売するという方針が注目されていました。このような経緯もあり、これからはどちらも普及のスピードが加速することは間
ことし7月に営業運転を始めたばかりの新潟県にある中部電力の上越火力発電所で、1日未明、発電機のタービンにトラブルが発生し、運転を手動で停止しました。 中部電力によりますと、復旧の時期は未定ですが、電力の安定供給に支障はないということです。 運転を停止したのは、中部電力が初めての供給エリア外の火力発電所として、新潟県上越市に建設した上越火力発電所で、ことし7月から営業運転を開始し、およそ50万キロワットの電力を主に長野県向けに送っていました。 中部電力によりますと、1日午前3時前、発電機の蒸気タービンの軸を支える台で通常より大きな振動が計測されたため、運転を手動で停止したということです。 タービンの熱が冷める数日後に原因を調査する方針ですが、復旧の時期は未定だとしています。 中部電力は、運転を停止している浜岡原子力発電所の代わりに、管内の火力発電所をほぼフル稼働させて、関西電力や九州電力に電
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