この時期になると「今年のお騒がせニュースベスト3」的な企画をいろんな媒体で頼まれるわけですが、今年は百田尚樹騒動と乃木坂路上キス騒動がタブー扱いになっている媒体が多かったのが印象的。タブーがいちばんなさそうな『週刊文春』でも、林真理子が百田尚樹騒動を報道しないマスコミはおかしいと主張したら、次の号で百田尚樹の反論文が掲載されて終わりにされたり、やしきたかじん長女の手記を載せるはずが直前になって潰されたと報じられたりしているのは御存知の通り。そのことと、今週号の『文春』から「渾身の巨弾連載」と銘打って百田尚樹の小説連載がスタートしたことは何か関係あるんですかね? とにかく、それぐらい順調に各地で百田尚樹批判がタブーに なってきているわけですが、能町みね子さんはさすがでした。百田尚樹の連載が始まったのと同じ号で『お騒がせ炎上ベストテン2014』と題して今年の様々な騒動をまんべんなくいじりまくり