印刷 関連トピックス橋下徹 不祥事を起こした教員に対する懲戒処分の決め方をめぐり、大阪市の橋下徹市長は市教委事務局に「(教員と接している)生徒の声を聞くことが一番重要だ」として、原則的に生徒からのヒアリングをしたうえで処分内容を固めるよう要請した。市教委では「市長の考えも踏まえて対応を検討したい」としている。 市教委はこれまで、教員の懲戒処分を検討する際、本人や校長から事情を聴き、過去の同種事例にあわせて減給や戒告、停職などの処分内容を固め、教育委員の定例会議で正式に決定してきた。特別の事情がない限り、生徒から直接聞き取りをすることはなかったという。 これに関し、橋下市長は「生徒を中心に考える価値観への転換が必要だ」として、「(処分対象の)教員が生徒からどう思われていたのか、ほかに問題はないのか聞くことが必要」と指摘、従来の処分決定過程を見直すよう求めた。 購読されている方は、続きを