東京都荒川区は2014年度、区内の全小中学生に授業用のタブレット(多機能携帯端末)を配布する。教員が操作する電子黒板と連動。紙の教科書ではわかりにくい場合に生徒の席で動画が見られたり、一人ひとりの習熟度に合わせたドリルを表示したりする授業が可能になる。学ぶ意欲や理解度を高める効果があるという。まず13年度に小学校3校でモデル事業を始め、運用方法を検証する。13年度予算案に関連費用約5000万円
韓国のデジタルを用いた学習環境構築が進んでいるとは聞いていたけれど、そもそもの考え方、進め方がこんなに違うなんてとびっくりします。 コンテンツ先行型です。デバイスの種類を問わず、デジタル教科書=アプリやコンテンツが使えるようにクラウドを整える。一人一台=デジタル教科書という日本が抱くハードウェア先行イメージとは異なります。 このため、「標準化」が重要となります。2015年には、全てのアプリやコンテンツがあらゆる端末で利用できるようにしたいといいます。なるほど、コンテンツとクラウドの利用が先に走って、デバイスフリーという考え方や、そのためのポイントが標準化だとする視点は、依然PC主体で導入の是非を議論している日本の数周先を進んでいると言わざるを得ません。 引用元: 韓国の教育情報化、その衝撃(中村 伊知哉) – 個人 – Yahoo!ニュース. コンテンツ先行で、どのハードウェアを主体にすべ
電子黒板やタブレット端末を使った授業が全国の小中学校で実験的に始まっている。インターネット環境の整備などにより、教育業界で広くIT化が普及している。この背景には技術革新によって、次々と教育用のデジタル機器の開発がされたことが主な要因だ。これにより文字だけでなく、音声や映像も駆使して臨場感のある授業ができるようになった。加えて「クラウドコンピューティング技術」の普及で、様々な教育コンテンツやサービスをネットを通じて手軽に利用できるようになったことも考えられる。 海外では既に教育現場のIT化がいち早く進んでいる。英国は1999年から10年かけて教育現場のIT整備に約1兆3000億円を投入し、8~9割の小中学校の教室に電子黒板が導入されている。韓国は2013年には全国の小学校でデジタル教科書を導入する目標を政府主導で打ち出す。 日本では総務省が10年度から順次、全国18の小中学校で電子黒板やタブ
「デジタル教育」を国を挙げて進めている韓国。教員教育、学校業務のオンライン化、と段階を踏んで2014年から小学校で、15年には中学、高校でもデジタル教科書を導入する計画だ。韓国の事情を紹介する。【岡礼子】 ◇デジタル教科書は4年生から ソウル市内にあるドゥンチョン小学校。6年1組27人の机にはタブレット型端末(たんまつ)とタッチペンが置かれている。先生は2人。1人は児童が使うタブレットを制御(せいぎょ)したり、研究のための観察をしたりする。 同小は今年、デジタル教科書研究校に指定され、4年生以上で授業を始めた。韓国では3年生まではデジタル教科書を使わない方針という。電子黒板と30台のタブレットがある二つの「スマート教室」は学校予算をやりくりし、完成したばかりだ。設備はまだ十分ではない。 児童の一人が立ち上がりタブレットを両手で持ち文章を読む。カカオ豆のフェアトレードについて、2種類の意見を
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