以前に『働く幸せ』という本についてエントリーを書いたことがあります。この本の著者は、知的障害者の雇用で有名な、チョーク製造で約30%のシェアをとっている日本理化学工業の大山泰宏会長ですが、昨日縁があって、この日本理化学工業の工場見学会に参加してきました。実際に障害者の方々が働いている現場を見ることができましたが、障害があるとは思えないほど、皆さんがきびきびと働いている姿に感銘を受けました。 大山会長の話もお聞きすることができました。著書を読んでいたのでだいたいの内容は知っていましたが、やはりリアルで話をうかがうと説得力が違います。 特に印象に残ったポイントは、障害者の方々とコミュニケーションをとるときに、うまく伝わらなくても相手の能力のせいにせず、今ある相手の能力でわかるようにすることが大切だとおっしゃっていたことです。実際の作業についても、障害者の方々でもできるようにいろいろ工夫がされて