他人が他に正解はなく自身を正当化しようとするところを見たことは誰にでもあるのではないでしょうか。また、知らず知らずのうちに自分がそうなっていることもあるかもしれません。 本ブログはソフトウェア開発に関することをテーマとしているので、ここを読んでくださっている方にもう少し身近な例として「正解」を「現場」と変えて紹介してみたいと思います。現実には開発の現場は多種多様でひとくくりに「現場では」というふうに抽象化するのは適切でない場合が多いのではないでしょうか。自身の現場を様々な現場の代表とする考えは必ずしも適切とは限りません。特に規模が大きいソフトウェア、高い信頼性が求められるソフトウェア、その分野を専業としている場合には、特にその傾向が強くなるように思います。「自分が関わっている現場では」というのが適切ではないでしょうか。 たとえば、多種多様なバックグラウンドを持つ数人~十数人の集まりがあり、
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