オルタナブロガーの大木豊成さんが「(お金だけじゃないけど)お金は大事だよ~」というエントリーを書いてらっしゃいました。確かにお金は大事だし、お金がないとできないことはたくさんあるし、お金がなければ生きていけないというのが常識になっていると私も思いますが、そんな常識をぶち壊してくれるような本を最近読みました。『独立国家のつくりかた』という本です。 著者の坂口恭平さんは、子供のころから、なぜ人間だけがお金がないと生き延びることができないのか、そして、それは本当なのかといった疑問を抱えていたそうです。早稲田大学の建築学科の学生だったときに、路上生活者のことを調べていて、彼らが都会のゴミを転用してブルーシートハウスをつくり、お金をかけずに楽しく生活していることを知り、物事を見る視点や思考を変えて、共同体として集まって協力しあえば、0円で生活することは簡単にできるのではないかと考えます。そして、自分